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痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第7話 欲情を剥き出された女子大生-5

 美緒は、今ほど、自分の巨乳をエロティックに感じた事は無かった。谷間を露出した服装を、今ほど卑猥だと感じた事は無かった。オシャレでも何でもなく、ただただいやらしいだけの格好だと、今、美緒には思えるのだった。
 その、卑猥な服装のエロティックな胸元に、見ず知らずの男の熱い視線が注がれている。裸を見られるより恥ずかしい。
 オナニーの快感を渇望している現状や、美沙の絶頂を見せられたり、美沙に絶頂させられた、直前の記憶、そして媚薬の効果、それらが、美緒が今感じている羞恥の念の原因だが、美緒にはその自覚は無い。見られることが、ただ恥ずかしかった。
 それに、抵抗も出来なかった。手で胸元を隠すだけの力が、湧いてこない。美沙に脱力させられた影響もあるが、それ以上に、見られたい願望があったのだ。見られるのが死ぬほど恥ずかしいのに、美緒は乳房を見て欲しかった。見られたいし、辱められたいのだ。
 恥ずかしければ恥ずかしい程、見られたい願望は膨らみ、凌辱されたい想いが募る。そんな状態に、美緒はなっていた。そんな状態にさせられていた。美沙によって美緒は、既に崩壊し始めていた。
 恥ずかしい部分は見られ続け、羞恥の念は募る一方だ。太腿の内側に感じるバイブの存在が、更に重みを増した。それをヴァギナに刺し込みたい衝動が、爆発的なエネルギーを持ち始めた。もう、どうにもならなかった。
 辱められたい。オナニーを見られれば、もっと恥ずかしい状態になる。谷間を見られながら、さらにオナニーシーンまで鑑賞されたら、何て素敵で破廉恥な醜態を、この見ず知らずの男に披露する事になるだろう。想像するだけで、甘味な興奮に美緒は熱くなる。
 心の片隅に、微かに残っている理性が、必死の警笛を鳴らしてはいるが、そんな破廉恥な事を見ず知らずの男に見せるなんて、とんでもないと叫んでいるが、快感への渇望はそれを圧倒していた。絶対にダメだという心の片隅からの叫びに抗って、美緒は淫靡な欲情に身を任せる事を決めた。
 いつの間にか、美緒の手はスカートの上から、バイブを握りしめていた。股の間にグイッと手を刺し込んで、そこに置かれたバイブを握ったのだ。その腕に圧迫されて、スカートの布地はまた、美緒の股間に押し付けられた。
 2つの太腿と、それを繋ぐ股間のシルエット、そこに更に、バイブのシルエットも加えられ、スカートの布地の上に浮かび上がっていた。上品で柔らかな質感の布地が、とんでもなく卑猥なシルエットを形作っている。生々しいまでに、克明に、太腿と股間とバイブの立体形状を写し取っている。
 そのバイブを、美緒の右手が握っている。スカートの布地ごと、美緒の右手はバイブを股の方に突き出した。股間にバイブの先端が押し付けられたことが、スカートの上からでもはっきりと見て取れた。
 下腹部から股間に向けてのなだらかな下り坂に、スカートの布地はぺったりと張り付いていたが、そこにこんもりとした盛り上がりが出現したり、沈んで行ったりした。バイブの先端が、股間の割れ目に沿うようにしてグリグリと押し付けられている事が、そのスカートの布地の形状の変化から分かるのだ。
 清楚で明るい色合いの布地の蠢《うごめ》きが、オナニーという淫靡な行いを暴き立てている様は、直接にオナニーを目撃する以上のエロスを備えていると、それを眺めている涌井は思った。強くバイブを握っている事で、スカートの布地はぴったりとバイブに巻き付き、執拗なまでに克明に、その形状を再現している。
 こんなにも上品で清楚な風合いの布地が、こんなにも卑猥にバイブや股間の形状を強要されている。スカートにとっても不本意な仕打ちだろう。せっかく優しくて暖かい風合いに仕立ててあるのに、こんなにも下品な様相を帯びさせられて。そう思うと、涌井の興奮も拍車が掛かるのだった。
 ロングスカートの布地は蠢き続けた。ボコンと突き出し、ベコンと沈み、バイブの先端の形状と股間の形状を、交互にシルエットとして浮かび上がらせた。その動きに合わせて、美緒の背中はのけ反った。肺から絞り出される吐息も、それに織り込まれた鳴き声も、布地の蠢きのリズムに同調している。美緒がオナニーの快感に溺れつつある事が、はっきりと分かる。
 カチッ、と音がした。美緒はスカートの布地越しに、バイブのスイッチを入れたようだ。偶然スイッチを探り当てた指先が、無意識に、ONにしてしまったらしい。
「はぁあぅっ!」
 振動の発生と共に、更に鋭い鳴き声を放った美緒は、背中ののけ反りにも加速を与え、腰もスィングを見せ始めた。
 1分程、涌井は、座席の上でのたうっている美緒を眺め続けた。美緒の向こう側には、窓の外を田園風景が走り過ぎて行くのが見えており、列車の走行音と相まって、何とも旅情を誘うものがある。その雰囲気の中での、女子大生のオナニーシーンの鑑賞は、キュンとする様なときめきと興奮を涌井に与えた。
 そして、美緒は絶頂を迎えた。
「ああぁっ、あの、イキます・・はぁあっ・・」
 潤んだ瞳で涌井を見上げ、律儀に状況報告をした上での絶頂だった。涌井に、絶頂シーンを是非見て欲しい、という想いが伝わって来た。美緒の淫乱化が更に増したのだ。
「ああぁっ、イクぅっ、あぁはぁああぁぁああぁぁああぁぁっ!」
 これまでで最大限の、可動域の限界に達する、壮絶なエビ反りを美緒は披露した。純白のニットのセーターがぴったりと張り付いた巨大な乳房が、連動してボヨンと揺れた。
 潤んだ瞳が、再び涌井を見上げたのは、少したって美緒が余韻から回復した時だった。
「入れます。」
 唐突な言葉だったが、涌井にはすぐに汲み取れた。バイブをヴァギナに刺し込んで、更に白熱したオナニーを披露すると、美緒は宣言したのだ。もはや理性は綺麗さっぱりかき消され、美緒の心は淫靡な衝動の独壇場になったようだ。見ず知らずの男に、全力オナニーをたっぷりご賞味頂こうという気持ちになったらしい。


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