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検事 桐生美鈴
【母子相姦 官能小説】

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それぞれの思惑-1

【何か、音が鳴ってる。】
【何の音?】

美鈴は、何とか瞼を少し開くと音がする方を向いた。スマホの画面が明るく光り、着信音が静かな寝室に響いている。

美鈴は慌てて、スマホを取り上げて画面を見ると特捜部からだ。時間は午前6時を回った頃だった。

『桐生です。』

と美鈴が話すと相手が、

『チーフ、朝早くからすいません。』
『まだ、山海の件ご存知無いですよね?』

と昨晩当直の若手検事が済まなそうに話してくる。美鈴は、

『構わないわ。』
『山海に何か遭ったの?』

と聞くとその若い検事は、

『テレビを見て貰った方が早いと思いますが。』
『山海、やらかしましたよ!』

とやや笑いながら話す。美鈴は、怪訝に思いながらも

『今からテレビの有る部屋に行くから、待ってて。』

と話すと通話中のスマホを持ったままテレビの有る居間に小走りに向かう。急いでテレビのリモコンを取り上げるとすぐにスイッチを入れる。

テレビ画面に大きな声で笑い声を上げ御機嫌の様子な山海が映っていて、美鈴は少しビックリした。山海は、大きめのソファに深々と座り、左右をドレスを着た女性達に挟まれている。女性達の顔にはモザイクが入れられ、声も変えられていた。

周囲の様子や女性達が山海に親しく話し掛けている所から山海行き付けのクラブの様に見える。女性アナウンサーらしき声が、

『この映像は、ごく最近の物だとの事です。』
『テレビ局、各局に送られている模様です。』

と話している。美鈴も、

【確かに、最近の物だ。】
【山海が襲撃された時、逃げようとして転び額に軽い擦り傷を負った。その為の絆創膏が見える。】

と思い、テレビのチャンネルを変えてみた。他の局も同じ映像が流れていた。美鈴は、

【リークだとしても…】
【誰が?】
【山海は、敵が多そうだけど…】

と考えていると、男性アナウンサーの声が

『山海幹事長、かなり元気に見えますね。』

と笑いつつ、

『襲撃で負傷した為、与党内で緊急の幹部会が開かれ幹事長交代が話し合われたと言われています。』
『こんなに元気では必要無いかもしれませんが。』

と皮肉ぽく話すと続けて、

『しかし、収賄罪の裁判で実質今は、幹事長代行の村瀬衆議院議員が緊急で努めています。』
『村瀬代行では、役不足の声が有り与党内では、岸山政調会長の幹事長への就任が噂されている模様です。』

と話しているのを聞きながら美鈴は、

【誰の仕掛けたリークにせよ。私達にはチャンスには違いない。】

と思いスマホを持ち上げ通話口に、

『これから、支度して登庁するわ。』
『山海の審理の再開を早急に行う様、裁判所に請求するわよ。』

と話すと、電話口の向こう若手の検事は、

『分かりました!』
『配車部に連絡してチーフの自宅に向かう様に要請しておきます。』

と勢い良く話して来る。美鈴は、

『ありがとう。』

笑顔で返して通話を終えた。すぐにシャワーする為に浴室に行く。シャワーヘッドを持ち身体を流し始めた時、猛との約束を思い出した。顔が赤くなるのが分かる。

【朝、仕事に行く前に猛の部屋に行く約束があったわ…】
【でも今朝は、時間が無い。】
【猛も分かってくれるわ。】

と思いながら、自分も少し残念な気分に成っているのが分かり美鈴は頭を何度か振り、

【仕事に集中よ、美鈴!】
【しっかりなさい!】

と自分を叱り付ける。手早くシャワーを済ませて仕事着に着替えて身支度をする。台所近くのテーブルにいつもの様に猛宛にメモ書きと食費のお金を置くと冷蔵庫から携帯用のゼリー食品を取り出し玄関に向かった。

猛は、美鈴が玄関を出て行く気配を感じながら目を覚ます。

【いつもより早目の時間だ。】
【呼び出しが掛かったのかな?】

と思い、起き上がった。冷蔵庫のお茶を飲む為に台所に行くと近くのテーブルの上の母親のメモに気付く。お茶を飲みながらメモに目をやる。急用で早く出掛ける旨が書かれており、帰れない時は連絡すると有った。

【やっぱり。】
【仕事、忙しいんだな。】

と猛は思い、母親に約束させた事を思い出しながら自分の股間の大きく膨らんだ寝間着を見つめた。

【残念だけどしょうがない。】
【母さんの仕事優先だ。】

猛は、コップのお茶を飲み干すと二度寝する為に自分の部屋に戻った。


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