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荘太の性長
【その他 官能小説】

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夏休み(一日目)-2

「でも・・・荘太君とならすっごく親しい友達なら、って今思ってる・・・もちろん周りには内緒だけど」
「すっごく親しい友達・・・ですか?」
「うん・・・先々の事は考えずに目先だけ仲良くって感じでさ。まじめな荘太君には難しいかもしれないけど。お互いの事考えたらね?こんなこと言うとますます引いちゃうかもしれないけど・・・もちろんエッチもアリだよ?軽蔑されちゃうかな・・・」
「そ、そんな・・・それじゃあ、あんまりにもオラに都合が良すぎて申し訳ないです」

「そんなことないよ。わたしだって男の子とお出かけしたりしたいし、エッチだってしたいんだから。でも今はそういう事をしたいって思える人が荘太君しかいないから・・・」
「そったらこと・・・もったいねぇす。でも・・・オラ女の人と・・・ほら、あの・・・」
「分かってるよ、エッチした事が無いって言いたいんでしょ?大丈夫、そんなの料理の修行と一緒で二人で勉強していけばいいんだから。一応、少しだけど経験はあるから、わたし・・・」

「したらば、こんなオラですが宜しくお願いします」
「みんなには絶対内緒よ?素振りも気を付けてね」
「はい。絶対に言いません」
「仲良くしようね!」

再び手を握ってくる咲月。荘太もしっかりと握り返し、二人はより添いながら隅田川を散策する。

「この後・・・どうしようか?最後は近所でお酒でも少し呑もうかと思ってたんだけど」
「はい、お付き合いします」
「じゃあ戻ろうか?」

近所の居酒屋の隅っこでお酒を・・・心地良いお酒だった。色々と楽しい話もした。

「そろそろ帰ろうか・・・」
「そうですね、けっこう呑みました!」

店を出ると咲月は荘太にもたれかかる様にしながら歩き出す。
「咲月さん・・・ここは近所ですから、気ぃつけねば」
「あっ、そうだね!」
パッと離れる咲月。少し離れて歩き出す。「富田」までは歩いて10分くらいだ。

「ねぇねぇ、荘太君・・・家に帰ったらすぐ寝る?」
「いやぁ、咲月さんとこったらことになって、寝付けそうにないです・・・」
「わたしも・・・」

「ねぇ・・・帰ったら・・・エッチしようか?」
「えっ!あっ、えと・・・あのっ、なんて言ったら・・・」
「荘太君・・・コンビニでアレ買ってきてくれる?」
「アレってば、アレですか・・・」
「うん、一応はっきり言うけどコンドームね」
「はい、はい。わ、分かりましたばっ!」
「先に帰ってるから・・・」

咲月は恥ずかしそうに言うと家へと向かった。荘太は近場のコンビニへと向かうが知らず知らずに足早になっている。無事にコンドームを買った荘太も家へと向かうが今度は知らず知らずに一物が勃起している・・・

玄関を開けて入ると咲月が待っていた。
「ちゃんと買えた?」
「はい、こっぱずかしかったですけど」
「誰も帰ってこないから・・・荘太君・・・」

野暮な荘太でも咲月が今何を求めているかは態度ですぐに分かった。咲月を抱きしめて唇を重ねる・・・そのまま重ねた状態でジッとしていると・・・咲月の舌が荘太の唇に絡みつき荘太の中に入り込んでくる・・・そして一旦重ねた唇を離す咲月。

「ディープキス・・・分かる?」
「い、いえ・・・すいません・・・」
「いいの・・・荘太君は初めてだから、今日はわたしがリードするね?荘太君もおんなじように舌を絡ませて?」
頷く荘太。

再び唇を重ね合わせて、舌を絡ませて吸いあう。徐々に激しくなっていく。荘太も勝手がわかり愛しい咲月の舌に絡ませる。まだ冷房の効いていない家でお互い汗まみれでキスを続ける。栗毛色の咲月の髪が汗ばんだうなじに密着しているのがまた艶やかだ。

長いキスをひと段落させると
「汗かいちゃったね。お風呂はさっき入れ始めたからそろそろ大丈夫だと思うけど」
「咲月さん・・・お先にどうぞ」
「うん、でもその前に・・・荘太君・・・浴衣脱がしてくれる?」
黙って頷き、帯に手をかける荘太。


帯をほどくと・・・咲月自ら浴衣の袖から腕を抜くと音もなく浴衣は床に落ち、色白の華奢な体に下着をまとっただけの咲月の肢体が露わに・・・恥ずかしそうに身体をくねらせる咲月。
「荘太君・・・ブラジャー・・・外せる?」
黙って頷きブラジャーに手をかける。
「ん?んっ?」
「やっぱり外せないね・・・横向きのホックになってるから金具のとこを横にずらせば外せるから」
「あっ!外れました!」
「うん・・・」

「荘太君・・・見て。わたしのおっぱい・・・小さいけど」
正面から咲月の乳房を見る荘太。恥ずかしそうに俯きながらも乳房を露わにしている咲月。初めて会った日に盗み見た、あの綺麗な乳房が今、目の前に。そして荘太の物になろうとしている。

「綺麗です。咲月さんの身体・・・本当に綺麗です!」
「・・・ありがとう。次は・・・パンティよ。優しく脱がせてね・・・」
「はい・・・でも本当に良いんですか・・・」
「うん・・・」

そのまま咲月の前に膝をつくとパンティが目の前に。荘太は腹をくくった。ここまで来て自分が恥ずかしいからと目を背けるのはかえって咲月に失礼だと悟ったのだ。咲月の下半身を凝視する。

薄いピンクの下着。股の奥の方が心なしか水分を帯びたような色をしている。

「お、おろします!」
「うん・・・」


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