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川村未来14歳のセックスマシン的日常とそれを見守る私
【学園物 官能小説】

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はじめての嘘そして制服セックス-1

或る金曜日、和夫のマンションを出た高田はスタジオXJに向かうため車を走らせながら考えていた。時刻は午後5時。本来なら川村未来に露出度の高い服を着させて、町行く男達が未来のパンティが透けて見える下半身をいやらしい眼で視姦する様を楽しんでいる筈だった。《第1〜第5章を参照》無論その後は高田が川村未来の小さな体と幼い果実を思いのままにするのが恒例だった。明日は秘密撮影会が開催される土曜日。高田と未来は撮影会前日に逢うのが暗黙の了解になっていた。

ミクから高田にメールが届いたのは3日前。メールの内容は[水口マリエと共にAVに出演することになり、その打ち合わせがあるから撮影会前日は都合が悪くなった]という事だった。高田は了解した旨の返信をミクに返したが内心は驚きと共に落胆していた。

ひとつは単純に高田の性的射幸心が満たせなくなったこと。そしてもう一つはミクが高田に相談せずに裏AV出演を決めたことだ。ミクをはじめ聖婬女学院の生徒は全員スタジオXJのヌード撮影会モデルとして所属して、特に人気のある子は裏AVへの出演オファーがかかる。

例えば人気ランキングそれぞれ2位、3位の岸本ユイカと水口マリエはすでに何本かのAVに出演している。けれどもランキング1位の川村ミクはいまだに未出演だ。その理由は高田がミクの性格《内向的で無口》を配慮して、あらかじめスタジオXJの支配人にミクには出演オファーをしないよう頼んでいたからだ。

にもかかわらずミクが自分の意志で出演を決めたのは高田にとって青天のへきれきだった。ミクと共演するヌードモデルランキング2位の水口マリエも高田が性の開発を施した少女でミクとは違って活発な性格である。そのマリエと一緒に出演するとしても今までのミクの性格を考えれば到底あり得ないことだし、少なくとも出演オファーを受けるかどうかに迷って高田に相談するというのが考えられる流れだろう。

しかも高田の知る限りミクとマリエは、今まで会話すら交わしていない間柄だった。いったい何が二人を接近せしめたのか?それもまた高田の疑問だった。

スタジオXJに着くと支配人の海老沢富男が出迎え高田は応接室に案内された。いかにも《やり手》という風貌の海老沢と高田という二人の熟年男が応接テーブルを挟んで座した。すぐにスタッフがコーヒーを運んで来て海老沢は高田にすすめた。  

高田はコーヒーを一口すすってからおもむろに本題を切り出した。つまり高田の実弟の和夫が調査したことからスタジオXJの裏DVDはまだ会員以外に流通していないという事。そしてその闇流通を企てているのは、岸本ユイカを囲う斉田誠一と稲山会が関わっているらしいという事を。 

海老沢は高田の調査報告を聞くとホッとした表情を浮かべたが「有難うございました。しかし稲山会が絡んでいるのは少々めんどうですなあ」と言った。高田は「今後の対策については弟になにか名案があるようです。それについてはまた後日お話ししますよ。今日の所はこれで」と席を立ち応接室から出た。

出入口で高田を見送りながら海老沢は「本来ならお礼に一杯ご馳走差し上げたいのですが今日はまだ撮影会が終わってないものですから」高田は「ええ分かってます。」 「あ、それと水口マリエと川村未来がAVで共演することになったそうですなあ」海老沢は慌てたように「あっ申し訳ないです。ご報告が遅れまして。」高田は「いえ構いませんよ。お互いに儲けに繋がるんですから。しかしあの川村未来がよく出演する気になったと驚きましたよ。」

海老沢は「そうなんです。マリエちゃんとなら出てもいいって事で。意外にあの二人は波長が会うみたいで」高田も「そのようですなあ。今日も二人で打ち合わせに行っているらしいですしね。」そう言うと海老沢は首をかしげて「そんな‼ 事前に打ち合わせなんかないと思いますよ。なんせ筋書きなんかなくていつもぶっつけ本番ですから」と言った。

高田はつとめて冷静に「では近い内にまた、、」と言い残しドアを閉めたが内心は動揺していた。川村未来が自分に対しはじめて嘘をついたことに。


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