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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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淫らな夏 (2)-4

 すぐに二度目のパートナー交換セックスが始まった。
 持久力を増したEのペニスに、ゆきは今度こそ何度もイかされた。Eにも余裕が生まれたのだろう。さまざまな体位を試してくる。正常位でキスをしながら絶頂に達したあとは、対面座位で深く繋がった。手を乳首に導かれたのでEの乳首を触ってあげた。恋人でない男と、乳首を弄りあいながら舌を絡めた。騎乗位ではEに下から突き上げられるうち、気がつくとゆきも自分で腰を振っていた。

 Eは楓とじっくり愛を育んできただけあって、ペッティングもセックスも丁寧で優しかった。そんな男が、太く逞しいペニスを使いゆきを楽しませてくれる。心地よさすら感じてしまっている自分に戸惑うゆき。今や持久力まで備え、じっくり飽くことなく性的サービスを提供してくれる。

 後ろを向くよう言われて背面騎乗位になった。目の前に、同じ体位でDと交わる楓がいた。キスをした。楓もイかされている。Eに丸出しのアナルを見られながら尻を突き出しくねらせた。
 背面騎乗位から後背位へ。楓は何度もゆきに「ごめんね……」と謝ってきた。ゆきも楓に謝った。「ごめんなさい……」。謝りながらキスし続ければ、二人の関係を壊さずに今の時間を楽しめるような気がした。

 最後は正常位に戻り、腹に熱い精液を受け止める。仰向けで息を切らしていると、顔のすぐ横にEがペニスを差し出してきたので再び口に含む。顎が外れそうなほど太い男根を頬張る。Eもゆきの股間に顔を埋める。恋人でもない、恋愛感情を抱いているわけでもない男とのシックスナイン。

 あぁ、私何をやってるんだろう――。

 少し前までシックスナインの経験すらなく、Dに教えられた後もしばらくは抵抗感すらあった自分が、今は別の男とこの破廉恥極まりない行為をしている。お互い全裸で生殖器を口で愛撫し合う姿を、恋人に見られながら。

  *

 Eの上にまたがりシックスナインに耽っていると、ふいに尻が持ち上げられた。
 楓とのセックスを終えたDが、今度はゆきの中に入ってきたのだ。

「ぁぁん! ん、んぐ……ぷ……っ!」

 四つん這いで、恋人とバックで交わりながら、前に回ったEの陰茎を口に咥えさせられた。前から後ろから男たちに犯されているゆきの姿に、その場にいる誰もが息を呑んだ。

「ん……ぐぷ……じゅぷ……んぐ……んぷ……じゅる……」

 ゆきも興奮してしまっていた。同時に二本の男性器が自らの体内に挿し込まれ、出たり入ったりを繰り返す。異常すぎる性行為。Eの直後に受け入れたDのペニスは明らかに緩く、オーガズムにこそ達しなかったが、行為の変態性は、性に目覚めたばかりのゆきを酔わせるのに十分だった。
 変態行為はそれだけで終わらなかった。Eが楓の手を引き、ゆきの乳房へ導く。さらにDの指先がゆきのアナルをくすぐる。

「んん! んぐぷっ……! んんん……!」

 膣、口、乳房、肛門。ついにすべてを同時に犯される形となった。三人の六本の腕、三十本の指がゆきの身体を這い回る。まだ表情には多分にあどけなさを残す美少女が、四つん這いでの過酷な変態セックスを強いられている。

「んが……! んぐ……! ぷ……じゅぷ、ぶ……んん!」
「あぁ、ゆき…………」
「……ゆきちゃん……」

 ゆきの興奮もますます高まる。尻を突き出しバックで犯され、口では別の男のペニスをしゃぶらされている。大好きな先輩に乳房を揉まれ、恋人の指は肛門の皺を押し開く。無制限に性感が昂り、しかしイクことはできない快楽地獄。むず痒さが下半身から全身をかけめぐり、のたうちまわる。
 男たちが前後を入れ替えた。口にDのペニスが、膣にEのペニスが挿し込まれた瞬間、ゆきは果てた。

「んんんん! んぐ……! んんんんぁぶぁあぶぷ……! ぁがぁんんんぐぷ! んんんんん!」

 絶頂に達しても責め苦は終わらない。むしろそこからがこの快楽拷問の本番だった。細かなことはもう覚えていない。おもちゃのように自分の身体を使われ、全身を犯された。Eにも楓にも肛門を弄られた。触られたこと自体、生まれて初めて経験する恥辱だったのに、その日のうちに二人の男と一人の女に指の挿入まで許した。膣と口には、入れ代わり立ち代わり男たちの男根が突っ込まれ、かき回された。全員がゆきの身体を好き放題楽しみ、その間ずっと、ゆきはイかされ続けた。

 男たちはゆきを蹂躙し尽くすと、ぐったりしたゆきの口に相前後して射精して果てた。

  *

 連続絶頂を強いられたゆきは、眠りに落ちる。極限まで気持ちが張り詰めた状態が続き、身も心も疲労困憊だった。旅の疲れもある。服を着ることも、乱れた髪をとくことも、精液、愛液を拭くこともできず、汗だくの全裸でボロ雑巾のように捨てられた。

 薄れゆく意識の中で、今度は楓が二人の男の性欲の餌食となり、あらゆる辱めを受けている声が聞こえてきた。


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