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ある夫婦の体験
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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貸し出し?-2

翌週、あきらは、鈴木とおちあい貸し出しの
現場にいた。待ち合わせは、女性一人だった。
鈴木が、その女性にあきらを紹介した。

ホテルに着くとSDカードを女性が手渡し、カメラに入れた。

(こちらが用意したものを使うんだ。
それなら、データの流出はない)
あきらは、知りたかった事を確認できた。

マジックミラー越しで見ず知らずの女性が
全てをさらけ出していた。
(旦那は、家でどんな感情なんだろうか。
鈴木さんの事を、信用しているから貸し出しをできるんだろうな。
俺だって信用していない訳じゃない。妻がどこかに行ってしまうような、帰って来ないんじゃないかと思ってしまう。ここまで来たら後戻りは、できない、妻がいいのなら、貸し出してみよう)

あれから一週間程経過したがなかなか妻に話しかけるタイミングがなかった。ふだんの会話はあり、仲良くやっているが、夜の生活がないので、
エッチな話をするタイミングがない。
夜、別々のベッドで寝始めた時に意を決して、妻に話始めた。
「なぁさえ。
今度、俺がいないところで、鈴木さんと会わないか?」
「えっ。二人で会うって事?あきらは、いいの?」
「うん。さえが良ければね」
「うぅーん。どうしようかな」
「鈴木さんに、寝とられのもっと先を見てみないか?って言われたんだ。目の前とか全然別物らしいんだ。一回だけお願い」
「もうわかった。言い出したら聞かないのは、知ってるから」
「良かった。でも連絡先の交換はしないでほしい。それだけは嫌なんだ。知らない時に勝手に会うのは、嫌なんだ」
「うん。約束する。交換は、絶対しないよ」
あきらは、眠りについたが、さえは、なかなか寝付けなくなっていた。あの日の事を思い出すと身体の奥深くが熱くなってきたのが、わかった。

翌朝電車の中で鈴木に連絡した。
「先日はありがとうございました。
貸し出しの件ですが、昨夜妻と話をし、妻の同意がとれました」
「それは、良かったです。
早速ですが、日程はどうしますか?」
「そうです。来週はどうですか?」
「大丈夫ですよ。場所は、池袋の前に待ち合わせしたところに13時でどうですか?」
「わかりました。そのように妻に話しておきます。遅れそうな場合は、私に連絡をください」
「わかりました。では、宜しくお願いします」
「あっ。それと確認ですが、妻がいやがることはしないようにお願いします」
「もちろんですよ。それは、お約束します。」
「宜しくお願いします。」

その夜、あきらは、妻に鈴木とのやり取りを話した。妻の反応は薄く、あきらは拍子抜けした。
さえは、内心とてもドキドキしてきたが、あきらにはばれないように体裁を取り繕っていた。


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