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転生者
【ファンタジー 官能小説】

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新たなキョウコの登場-2

「お疲れ様でした(笑)」
「相手の部長も京子も嫌な顔をしていたな(笑)」
「言いたい事を平気な顔して言いますから驚きます」
「そう言う依頼だ仕方ないだろ(笑)」
「凄く活き活きとして居ましたよ」
「言いたい事を言ったからな(笑)」
「まぁ〜(笑)」
京子は、仕事は上手く行って良かったと思った。

「女部長さん京子と話していたよな?」
「取締役が今度良かったらお食事でもとお誘いです」
「そうなんだ(笑)行けよ誘われたら」
「局長もご一緒にとの事ですから、どうしようかと(笑)」
「恭子だからな(笑)」
「私的には、そんなに嫌な印象は無いんですが」
「私の趣味じゃないと思っているんだな(笑)」
「ええッ多分、好きなタイプとは違うかと思います」
「それでも恭子だからな(笑)」
「名前なんですか?」
「呼びやすいだろ(笑)」
転生者としては、そう言う繋がりが大切なんだと思ったが、京子に話しする事も出来ず
京子が考えるより、恭子とは関係が深まりそうだと思った。

会社に戻る車の中で、京子は部長へお誘いをお受けしますと電話した。
決まったら、連絡すると約束した。

遅い昼食に3人で、会社近くのホテルでランチを食べてから戻った。

翌日、京子に連絡があり、今週なら何時でも良いが、局長の都合に合わせると言われた。
京子は予定を確認して、明日が一番良いですねと伝えた。

夕方、6時にカニ料理の店に決まった。
女性が参加する食事の席で、京子が武史と一緒で不安にならないのは、珍しいと思った。

武史には、明日6時から取締役との食事会だと伝えた。

「取締役って抱いたらダメなのか?京子」
「ダメという事は、無いと思いますが抱くんですか?」
「何があるか判らないから確認だよ」
「本当に武史くんは何も隠さずに色々な事を私に聞くんですね(笑)」
「京子の事を信頼しているからね(笑)」
「流されることはないと思いますから、本能のままで良いのでは」
「何かあれば京子に確認するよ(笑)」
「判りました。私に聞いてください」
京子的には、それは無いだろうと思っているので安心していた。

武史も前世から、女性は自分が良いと思った女を手に入れて来た、しかし委員長の例もあったな
と思った、相手が前から好きでその気持ちを受け取り、いつの間にか自分も夢中になった
パターンが、困ったら京子に聞いて確認しよう。
今の武史は、新しい女を前にその程度のモノだった。

向島にある、老舗の料亭で座敷でカニ料理だったのだが、個室に案内されると取締役と若い女性
が先に来て、待っていた。

「お待たせしました、新田取締役」
「局長、恭子で良いですよ(笑)呼びやすいんでしょ」
「京子さんもいらっしゃい(笑)」
「お招きありがとうごさいます、恭子取締役」
「こちらのキレイな女性は?」
「娘です、離婚して今は別居していますが(笑)」
「はじめまして、娘の麻衣(23)です(笑)」
「麻衣さんですか局長の大谷武史です。よろしく」
「局長秘書をしています上野京子です」
京子の女レーダーが娘の麻衣にキケンな感覚を感じた。

食事が始まり、4人は楽しく会話した。

武史は、裏表のない男だ、聞かれた質問には素直に答え、恰好をつけることが無かった。
京子は、隣で聞いていて、そこまで話さなくても良いのではと思う事も、隠さず話してしまった。
「局長が、素直な方だという事が良く判りました」
「知り会ったご縁で一つ局長にお願いしたいのですが」
取締役が姿勢を正して、武史に相談した。
「娘を局長の下で預かって欲しいのです」
「確かに私の部下は、他社さんのご子息が社員にいますが、娘さんをですか?」
「来年就職ですが、自分の会社では甘やかされてしまいます」
「安心な所で、社会勉強させたいと?(笑)」
「ご期待に応えられるか判りませんが、私で良ければお預かりしましょう」
京子は意外な展開に、驚いたが、変な不安は解消された。

「この京子が指導係ですよ(笑)厳しいですが良いですか?(笑)」
「局長にも意見できる、強い女性ですから頼もしいですわ」
「それなら、お引き受けします」
「よろしくお願いします。麻衣は二人に頭を下げ」座敷を後にした。


3人になると、恭子は、役員でも母親でもない、女の顔になった。

「それで京子さんは局長の彼女と言う事で良いのよね(笑)」
「ええっまぁ〜お世話させてもらっています」
「容姿は文句なく良いイケメンよね(笑)」
「はいッ、人気は高いですね(笑)」
「M男くんなの?京子さんの奴隷とか?」
「甘えん坊な所はあるんですが、驚くほど性欲が強いんです(笑)」
「京子さんが夢中になって居るの?」
「ええッ甘え上手でセックス上手なので堪りません」
「そうなんだぁ〜(笑)」
「恭子さんも興味ありますか?武史くんに(笑)」
「素直で可愛い子だと思ったわ」
「多分、思っている通り、それ以上ですよ(笑)」
恭子さんは、自分に似た感覚で武史を見ているんだと思った。

「この子、恭子さんに可愛いとか言われて興奮しているんですよ(笑)」
「そうなの?武史君」
「そうですね、甘えるのは大好きですから年上女性に(笑)」
「京子さんもお姉さんなの?」
「私が38で武史くんは32です」
「私は43のオバさんよ(笑)」
「それは興奮しますね」
京子は流れ的に、完全に甘える気だと思って諦めた。

「ほらぁ〜武史くん隣に言って恭子さんに甘えさせてもらいなさいよ(笑)」
武史は、京子の目を見て確認すると、恭子の隣に移動した。
「ちゃんと、京子さんの目を見て確認するんだ可愛いわね(笑)」
「そう言う事を平気な顔して恥ずかしがらずにするんです(笑)」

武史は隣に座ると、恭子に抱きついた。


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