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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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自信とプライド-6

するとマギー達が訪問している事を聞いた市長、梶山博之が現れた。
「初めまして、梶山です。いらっしゃるならご連絡いただければ良かったのに。」
見るからに安心感溢れる雰囲気だ。多分いくら叩いても埃も出ないんだろうなとマギーに思われる。
「いえ、こちらこそアポなしでお伺いしてしまい申し訳ございませんでした。」
マギーは立って頭を下げる。
「いえいえ、どうぞお座り下さい。」
「はい、失礼します。」
マギーは梶山に促され座る。梶山は金崎の隣に座った。
「ちょっと突発的にお伺いすることにしたもので。駅の監視カメラの件を調べておりまして、こちらの方も気になったもんで。」
マギーの言葉を聞いて苦笑いする梶山。
「あの張り付け事件の件ですね?」
「はい。嫌な事を掘り返すようで申し訳ありませんが…」
「いえいえ、あの事件はまだ未解決ですから、協力は惜しみませんよ。それで監視カメラがどうかしたのですか?」
「はい。駅の銅像方面に向いている監視カメラはもともとあったそうなんですが、たまたまと言うか、あの事件の前に外されていたんです。JR城南の指示で。そして先程出向いた所、設置作業が行われていました。それが私にはどうも都合よく感じられて…。それで小渕愛子氏張り付けの現場であるこちらに来た所、やはり事件前に外されていたと聞き、今、金崎さんに事情を伺っていたところなんです。
マギーの言葉を聞き、表情が曇る梶山。
「金崎君、それは本当か?」
「はい。」
肩を窄めて頷く金崎。
「以前お話を聞いた時はもともとなかったとのご説明だったので。」
「すみません…」
さらに肩を窄める金崎。
「あそこにはずっと監視カメラはあっただろう?」
「も、申し訳ありません。本当にたまたまあの事件の直前に故障してしまったんです。すぐに修理に出して、あの事件の1週間後に直って返って来ました。その時はまだ梶山さんが市長に戻る前だったので報告はしてませんでした。」
頭を下げる金崎。梶山は溜息をつく。
「嘘はいかんよ、嘘は。初めからそう説明すれば良かったじゃないか。」
「おっしゃる通りです。すみませんでした。ただあの時はもし佐川明子の不正選挙に加担したのがバレたらマズいと言う気持ちが強くて…。もし故意に自分が監視カメラを外したと思われたらと思うと怖くて正直に言えませんでした…」
弱々しい声で金崎はそう言って肩を落とす。



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