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女子大生 麻衣の冒険1
【OL/お姉さん 官能小説】

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1人で帰国-1

麻衣は、翌朝、ちょっと早めに起きて、ホテルの朝食を食べる。
そして、チェックアウトをして、ホテルの目の前の中央駅に向かう。

8時25分に駅構内に入り、すぐに電光掲示板を確認する。
自分の乗る電車の乗り場を確認する。

売店で飲み物を買い、ホームで待っていると、ドイツ国鉄が誇る高速鉄道 ICE が入線してきた。

車内に入り、自分の座席番号のところに座る。
じきに、ICEは、静かに発車した。

日本のように、発車のベルは鳴らない。

車窓を眺めながら、やはり麻衣は裕哉のことを思いだしてしまう。

今すぐにでも、裕哉に会いたい、キスしたい、セックスしたい、と思ってしまう。
たった6日間、一緒に居ただけなのに、これほど恋しくなるものなのか。
電車はちょっと遅れて、12時40分にフランクフルト空港駅に到着した。

あとは、看板を見て、空港ターミナルに上がっていく。
チェックインがちょうど始まったところなので、さっさと搭乗券をもらい、出国審査と金属探知器を通過する。

3時間後、麻衣も機上の人になった。

『日本に帰ったら、本当にまた会えるだろうか。』
と、心配になってくる。

私とのことは、旅先でのアバンチュールだよ、と思われていないだろうか。
次から次に、不安がよぎる。

機内食を食べると、眠ってしまった。

目が覚めると、窓の外に、上海の夜景が見えてきた。
それから、1時間ほどで、上海に到着した。

上海から成田行きの便に乗り換える。

電光掲示板を見ると、3時間の遅れ、と出ている。
中国系の航空会社は、当たり前のように、遅れる。

上海の空港で、結果、4時間以上、待たされる。
やっと、成田行きの便に搭乗して、離陸をした瞬間に、なんだかホッとしてしまう。

あとは、放っておいても、日本に帰れるのである。

今まで、気が張りつめていたのに、急に緩んでしまった。
気が緩むと、涙腺も緩んでしまう。

自分でも分からないけど、涙がこぼれてくる。
悲しい涙なのか、嬉しい涙なのか、何の涙なのか、自分でも分からない。

予定より3時間遅れて、成田空港に到着。
パスポートコントロールと税関を通過して、到着ターミナルに出る。

裕哉に、“帰国しました”、とラインを入れようと思う。

どこか椅子に座って、落ち着いてからラインをしようと思っていたら、裕哉が視界に入ってきた。

『え、、何で?』
と思っている間に、裕哉が近寄って来て、手に持っていた22本のバラの花束を差し出す。

『誕生日、おめでとう!』

その瞬間、麻衣は涙が溢れだした。
機内で、あれだけ泣いたから、もう涙は枯れている筈なのに。

『今日、わざわざ来てくれたんですか?』
『うん、麻衣ちゃんに会いたくて、そしてキスしたくてね。』

『3時間も遅れたのに、ずっと待っててくれたんですか?』
『うん、お陰で、バラの花が、萎れちゃったけどね。』

30分後、駐車場に止めた、裕哉の車の中で、2人は長いキスをしていた。


< 女子大生 麻衣の冒険 波乱の第2弾に続く>



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