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初めて会った場所で
【青春 恋愛小説】

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初めて会った場所で-1

「あたしってばかみたい・・・」
天井を見上げ、私はつぶやいた。
『俺は今までの男と違うよ?』
『一生大切にする』
そんな言葉を信じて私は彼を信じ、身を委ねた。
しかし、彼は私の前から消えていった。

私、浅原悠紀(あさはらゆうき)は高校2年生。恋多き年頃って言うけれど、現実のところそうでもない。
自分で言うのもなんだが、一途なほうだと思う。でも、付き合ってもすぐに別れてしまうのが悲しいところ。
理由はわからない。ただ、よく言われるのが、『他に好きな人ができた』と『冷めた』
おかげで、恋愛に対してトラウマを抱いてしまっている。
私は人を信じすぎるらしい。でも、私から言わせれば、日々疑って暮らしていくのは疲れる。
多分、みんな人を疑って過ごしていくから胃が悪くなったり、うつ病になるんだって思う。
なんで人を信じちゃいけないの・・・?なんで人を疑うの・・・?哀しいよ・・・そんなの・・・

「ゆぅちゃん!おはよ☆」
「あ、おはよー。りんちゃん。」
今日は月曜日。連休明けの月曜って最高にだるい。ましてやフラれたばっかりだから、余計に。
ただ、良かったと思うのは前の彼氏が別の高校だっていうこと。会おうと思わなければ滅多に会うことが無い。
りんちゃんっいうのは私の中学からの同級生でいわゆる親友的な存在。本名荒城凛華(あらきりんか)。
「ゆぅちゃん何かあったぁ??なんか今日オーラ出てないよ・・・?」
りんちゃんがいうオーラって言うのは恋してる人が放っているものらしい。
しかも、りんちゃんは素晴らしく勘がいい。天気も某番組の天気予報士よりも当たっている。
「もしかして、隼(はやて)にフラれた・・・?」
「・・・・うん・・・・}
隼っていうのは私の元彼で本名は長谷川隼(はせがわはやて)。私の通っている高校から自転車で20分くらいのところに
ある高校に通っている。彼の家はその高校から徒歩5分のところにあるから、会おうと思わない限り会う事はない。
私は彼を愛してた。心の底から・・・。私のすべてを彼に捧げた。身も心も・・・。
それでいいと思った。結婚する気だったから・・・。でも、彼は消えていったんだ。

私が彼と知り合ったのは、高校に入学してすぐの土曜日。りんちゃんと街のほうに遊びに行ったときにナンパされた。
私たちも隼たちも制服着ていたから、すぐに意気投合した。でも、私にはそのとき付き合っている人がいたから興味がわかなかったけど。
それから私たちは学校帰りとか休日たまに会って遊んだりしていた。私は彼と意気投合し、お互いの悩みを打ち明けるまでになっていた。
彼は私をゆうと呼び、私は彼をはやてと呼んだ。私は彼になんでも打ち明けていた。今までの恋愛もすべて。
彼はその度に『俺ならそういうことはしない』とか言っていた・・・。
そして私たちは3ヶ月前に付き合い始めた。その3ヶ月間は私にとって苦しいものだった。
高校生らしいデートは一度もなかった。学校帰りのデートとか、映画館のデートとか・・・。
そんな甘いデートは一度もなかった。あったのは体の関係だけだった。
あたしはそれでもいいと思っていた。彼が、隼が必要としてくれているならあたしはそれでよかった。
けど、昨日それはいとも簡単に崩れた。彼から「別れよう」と電話があったのだ。
私は何でと彼に聞いたら「冷めた」そうだ。あたしと付き合うのが「疲れた」と・・・。
結局、隼も今までと同じだったということ。それに気づかず、3ヶ月本気で愛した私はどうしたらいいんだろう・・・。


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