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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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奪還-16

若菜はそんな八坂にも全く引けを取らない。肘掛に肘をつき頬杖をしながら答える。
「そもそも麻薬売買なんかやってる事自体、私からすれば落とし前つけて欲しいんだけど?」
「フフッ、一理あるな。どっちもどっちって事か。」
「そう言う事。」
「くくく、やはり噂通りの大したタマだ。ますます抱きたくなってきた。」
「よくみんなに言われるわ?」
若菜は悩ましげに脚を組み替える。思わず視線が下を向く八坂。見れば見るほど全てがセクシーに感じる。
「じゃあベッドの上で勝負するか?勝った方が全面降伏って事で。」
「フフッ、あなた1分と持たないわよ?入れる前に勝負ついちゃうから。」
「大した自信だな。よほどお口テクに自信があるようだ。」
「まぁ舌先で先っぽを可愛がってあげればみんなすぐ出ちゃうわね。手もなかなかよ?私のローション手コキ、試させてあげたいわ♪」
この緊迫した中でのエロトークに、組員らは一体コイツは何なんだと怪訝そうな顔をして若菜を見る。しかし不思議だ。敵なのに惹きつけられる魅力がある。もし自分らの仲間なら、きっと姉御として慕ってしまうであろう、そんな感じがする。

「かーっ!たまんねー!上原若菜、最高だ!」
「顔も体も締まりも最高な女、それがわ・た・し♪」
誇らしげにソファに背中をつけ腕を組む。
「ハハハ!気に入った!俺な、自分に引けを取らず堂々としてる女が大好きなんだよ。すぐヤレる女なんか面白くない。どんなに頑張ってもヤレそうにない女がタイプなんだ。」
「ありがとう。でもどんなに頼まれてもヤラせないわよ?」
「1億やるって言ってもか?」
「私とセックスして得られる喜びを考えたら1億じゃあねぇ。」
「ダハハ!スゲ〜自信だな。どんだけ凄いんだよ、上原若菜のセックスは。」
「お金じゃ替えられないわ?私を幸せにしてくれる人にだけに、奥千万のセックスを一生プライスレスでたっぷりと味あわせてあげる…、それが私のセックスの価値よ?それが愛する旦那様って訳。だから私を幸せにしてくれもしない人にいくら億千万のお金を積まれても靴下さえ脱がないわ?」
その言葉に八坂を始め、組員ら全員が、胸の奥をズギュンと撃ち抜かれた気分になる。

八坂は事務所内の組員らの顔を見渡すと、表情をリラックスせせる。
「不思議な女だ。いつのまにかここにいる奴らの心を掴んでしまったようだ。いやいや、噂通りの不思議な女だ。」
言葉に若菜を敬う感情が感じられる。
「不思議とみんな仲良くしてくれるのよね。別に仲良くなれるなら敵対しなくてもいいじゃない。疲れるし。」
八坂は体の力をスッと抜く。
「まぁ、確かにな。おい、コーヒー持って来い。」
八坂が寛ぎモードに入ると、組員らの緊張も解けたのであった。


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