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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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お持ち帰りされる人妻 (6)-4

 汚らしい音が延々と続く。早送りはできない――この音は、今まさにイヤホンの向こうで私の妻が発している音なのだ。
 私の大好きな、あの少し鼻にかかる甘えた声で「生チンポ」を連呼するゆき。オナニー中の「生チンポ」より格段に感情がこもっている。

「ねぇこれ欲しい。もう我慢できないです……」「エッチな気分になっちゃった。ねぇ、しよ?」「今すぐ欲しいです……ぁあん、我慢できないよ……」「はい……言いますから……」「言ったら挿れてくれますか?」「はい……わかりました……」

 ああゆき、お願い、言わないで――。

「……Fくんの生チンポ、ゆきの臭いまんこに……挿れてください……おねがいします……」「生でいいです」「生チンポがいいです……」「Fくんの生チンポ、直接ゆきの臭いまんこで感じたいですおねがいします……!」「ぁあああ! ありがとうございます……ぁあああどうしよう気持ちいいです……ぁああ!」「Fくんの生チンポ気持ちいいぃぃぃぃ!」「あれもういっちゃう、あれ? だめ、だめだめもういく、いくいくいく、いっちゃう……! ぁあああああ!」

 耳をふさぎたくなるような単語を発しながら、あっという間にイカされる妻。Fの責めはもちろんこれからが本番だ。

「はい、奥まで届いてます……ぁあ!」「やっぱりこのおちんちんがいいです……ぁ、ぁあそこ、そこもっと突いて……!」「奥に……ぁああそこ! ゆきの子宮にFくんの生チンポがチュウしてくれる……!」「もっとチュウしてください……つんつんしてください」「ねぇお口でもチュウしよ? お口でもおまんこでもFくんとチュウしたいです」「ん……チュぅ……レロレロ、チュ……」「あぁ凄い……ゆきの臭いおまんこがFくんの生チンポで一杯になってます……やっぱりこれがいい、旦那のよりこっちのがいい……!」

「あぁん……ぎゅうぎゅうに拡げられちゃって恥ずかしいです」「気持ちいいです! 旦那のじゃ全然物足りない! 気持ちよくないんです……!」「ぁあそこ! もっと突いてください! ゆきのこともっと乱暴に犯してください……!」「旦那のチンポじゃ届かない場所に、いっぱいキスしてください……!」「Fくんの生チンポ大好き……! ぁあああいっちゃう」

 その後は無言でひたすら快楽をむさぼりあう二人。ときに静かに、ときに激しく、男女が深く愛し合う音がいつ果てるともなく聞こえてくる。ゆきが何度めかのオーガズムを迎えた後、Fが「ゆき、もうイク!」と短く叫んだ。

「ぁああ! いいよ、イッて! 出して……!」「ねぇ、ゆきの中にちょうだい」「そのままでいいよ……! 中出しして!」「お願いします、ゆきに中出ししてください! ゆきの臭いおまんこの中に直接出してください……! ぁあああ気持ちいい!」「うん、いいよ。Fくんの精子いっぱいゆきの臭いおまんこの中に出して……!」「いいの妊娠しても……妊娠させてください! Fくんの赤ちゃん妊娠したいです産みたいです……!」「お願いします、ゆきの子宮の中にFくんの精子いっぱい出してください……!」「ぁあぁあああ入ってくる……熱い精子がいっぱい出てる……」「ドクドクいってるよ……あったかくて気持ちいいよ嬉しいよ」「はぁ、はぁ、はぁ……もっと出して、妊娠したいの……はぁ、はぁ、はぁ」「はぁ、はぁ、はぁ……」「ありがとう嬉しい……」「はぁ、はぁ、はぁ……」「ゆきの臭いおまんこに……中出ししてくれて……ありがとうございます……」

 青ざめる私をよそに、ペニスを挿入したまま事後のピロートークを楽しむゆき。男女がクスクスと仲睦まじくおしゃべりする声が聞こえてくる。

「ふふふ、中でピクピクいってるー」「くすぐったいよ……」「え? おまんこも? うん、精子絞り出してるの。もったいないでしょ?」「恥ずかしいけど、Fくんならいいもん」「ねぇ、チュウしよ?」「ん、チュ……チュウ……」「んーーお腹があったかい……Fくんの精子がたぷんたぷんいってるのかな……?」「チュ、ジュルジュル……、チュゥ……」

 これが単なる「ごっこ遊び」だと必死に自分に言い聞かせるも確認のしようがない。
 少なくとも生挿入をおねだりする声と、中出ししているときの声はひと続きの性行為であった。安全日だから膣内射精を許したのだろうか。だとしても今まで私にもZにもそんなことをしたことはなく、ショックなことに違いはない。それともどこかのタイミングで避妊具をつけていたのか。Fのことだから素人掲示板で明らかになるだろうが、それまでいったいどういう気持ちでゆきと接すればいいのかわからない。

 イヤホンの向こうではお掃除フェラ、続けてシックスナインが行われている。Fに導かれるままに、お互いの肛門に指や舌を挿し込み刺激しあっている様子が伝わってきた。それからも二人は、恋人時代から何度も繰り返した行為を十五年の時を隔てたこの夜も、飽きることなく楽しんだ。


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