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ある女教師の受難
【教師 官能小説】

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紳士的な男-4

「気持ち良くして下さいよ……」
「んっ……、んぐ……!」
 大きなものに無理矢理口をこじ開けられ、黒谷の不潔なそれとはまた違った男の匂いが口の中に広がる。
 苦しげに呻きながらユリは高岡のペニスを徐々に深く咥えていくが、とても全部は入りきらない。思わずペニスの根元に両手を添える。そうでもしなければ喉が塞がれ呼吸が出来なくなってしまいそうだ。それ程までに高岡のペニスは長く太い。
 亀頭に舌を這わせながら、添えた右手で竿を握りぶら下がった二つのボールを左手で転がす。口内に唾液が溢れはじめ、唇の端から顎へ向かって筋を作りながら零れ出る。それを拭うこともできずに、ユリはただ懸命に舌を使い休みなく両手を動かし続けた。
「ああ……いい顔だユリ先生……」
 眉根を寄せるユリの顔を見下ろしながら、高岡はスラックスのポケットから携帯電話を取り出した。
「ユリ先生、こっちを見て」
 目だけで高岡を見上げ、ユリの表情が歪む。高岡の手に握られた携帯電話のレンズが、苦悶の表情で奉仕をするユリの姿を捕えていた。
「こうやって映像で記録するのが私の趣味でね。そんなに怯えなくていい、悪用なんかしませんよ。そんなことをしたら私の社会的立場が台無しになってしまうでしょう」
 もっともらしいことを言うが、それが本当かどうかなどユリには分かるはずがない。奉仕を強要される屈辱、惨めな姿を撮影される羞恥、それがデータとなって残ることの恐怖……様々な感情が入り乱れ、ユリの目に涙が溢れた。
「うっ……んんっ……んっ」
 今のユリに出来るのは、プライドを押し殺し、高岡を早く満足させることだけだ。唇で締めつけ、舌を回し、裏筋や尿道口をくすぐる。ジュポジュポと卑猥な音をたてながら、ユリは一心不乱にペニスに吸いつく。
 高岡はユリの髪をかき上げ、その顔にレンズを近付ける。泣き顔でフェラチオをするユリの姿を撮影しながら、高岡は少しずつ息を荒げはじめている。
「ああ……いいですよ先生、泣きながらそんなにいやらしい舌使いをするなんて。ほら、頭をもっと激しく動かして……ううっ……もう出そうだ……!」
 高岡は撮影を続けながら自らも腰を動かしはじめ、ユリは苦しく呻く。
「んぐ、うっ…んむっ……!」
「うっ、ああっ……出るっ……!」
 二つのボールがユリの手の中でせり上がり、ペニスが口からズルリと引き抜かれる。そして次の瞬間、ユリの顔面には白濁した熱い粘液が勢いよくぶちまけられた。
 
「はぁっ……はぁっ……」
 ザーメンがトロリと垂れ落ちて行くのを感じながら、ユリは肩で息をする。高岡もまた息を乱しながら、白く汚されたユリの顔をレンズ越しに見下ろしている。
 指先で無意識にザーメンを拭うユリに高岡はこう言い放った。
「舐めなさい、ユリ先生」
「え……」
 その言葉に、ユリの目にはまた涙が溢れる。一体どれだけ辱めを受ければいいのか――。ユリは震える手を口元に寄せ、ベットリとザーメンが付着した指をおそるおそる舐める。雄臭さがユリの鼻孔を突く。
「いい子だ……さあ、全部飲み干して」
 のろのろと、ユリの顔を汚しているザーメンを指先で拭っては口へ運ぶ。
「こっちを見て……そう」
 白濁がすべてユリの喉の奥へと消えた頃には、高岡のペニスは再び完全に膨張していた。

 高岡はベッドボードに携帯を置くと、身に着けたものをすべて脱ぎ去る。締まった肉体の中心で、ペニスが猛々しく上を向いている。ユリの隣に腰を下ろし背後から抱き込むと、故意にだろうか、腰の辺りに硬いペニスが当たった。
「ユリ先生はどこが一番感じるんですか?」
 耳に唇を寄せて高岡が囁く。吐息が耳を撫で、ユリの肩はビクリと小さく動いてしまう。
 高岡はそのまま首筋に舌を這わせる。耳たぶの裏から鎖骨まで、味わうように。両手はユリの胸を覆い、その感触や大きさを確かめるように揉みしだく。寄せて、持ち上げ、円を描く。
「先生の乳首、触って欲しそうにしてますよ……」
 高岡の指先が乳輪をなぞる。触れそうで触れないまま、乳首の回りをくるくると動く。ユリはまた唇を噛み締めた。触って欲しいだなんて思っていない、思ってはいけないことだ。
「早く触って欲しいですか、ユリ先生」
「そ……そんなこと……」
 そんなことある訳がない――そう抗う心とは裏腹に、ユリの乳首はツンと上を向いてしまっている。感情はプライドでコントロール出来ても、肉体の反応はどうしようもなくユリを苦しめる。
 耳元で含み笑いが聞こえ、高岡の親指と中指がユリの乳首を優しく摘む。
「こんなに乳首を硬くして……」
 二本の指の間でクリクリと転がされ、悩ましい快感がユリの乳首から子宮に向かって走る。
「あっ……んん……っ!」
 その巧みな指遣いに、堪らずユリは喉の奥から甘さを帯びた声を漏らす。
「可愛い声だ。我慢せずにもっと出していいんですよ」
 挟まれた乳首の先端を、人差し指の腹がスリスリと擦る。快感が走るたびにユリの子宮は疼き、腰が無意識にもじもじと動いてしまう。
「んっ……いや……ぁ……っ!」
「ユリ先生は乳首を弄られるのがお好きなようですね。そんなに艶めかしく腰をくねらせて」
 じれったいような切ない快感で、ユリの身体は徐々に熱くなっていく。


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