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ケイの災難
【コメディ 恋愛小説】

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香織と亜里沙の対立-8

「愛想がなくてどうもすみません」
憮然とした表情の亜里沙が奈津子に毒づく様に言うが、奈津子は全く気にしてない様に笑顔で礼を言った。
「お礼を言われるほどの事はしてませんから。それに私も今日は少しだけ良い勉強をさせていただきました…」
亜里沙は麻理絵と手を繋ぎスタジオを出ようとした時、思い出した様に振り返ると香織の顔を見て意外な事を言ったのだ。
「今回の撮影を通して私も圭介さんという存在に少なからず興味を持ち始めたようです。後日また彼のお見舞いに行きますのでその時はよろしく」
亜里沙はそう言うと香織を挑発する様に含みのある笑みを香織に見せスタジオを後にした。
「さ…最後の最後までなんなのよあいつーっ!!」
亜里沙の予想外の発言に呆然としてしまい、彼女の姿が見えなくなってから我に返った香織は亜里沙の挑発に憤慨し叫んだのだった。
そして、今日の二人の遣り取りを終始傍観していた奈津子はこの事をどうやって圭介に伝えようかとニヤニヤしながら考えていた。


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