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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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関与-1

華英を襲った覆面集団の取調べを終えた若菜。ガルモで働いていた後藤輝樹は、実は輝樹の双子の兄の後藤健司であり、健司が輝樹を名乗り客を引き込み、プライベートで会うアポを取り、入れ替わった輝樹が違法薬物を使用したセックス…いわゆるキメセクで快感に浸らせ違法薬物を売り捌いていた。違法薬物の売買は全てビッツコインで行われており、相場操作で利益を得ていた事が分かった。後藤輝樹、黒田良太他、今回身柄を確保した覆面男達は、言ってみればトカゲの尻尾で、もし逮捕されれば切り捨てても何の影響もないいわゆる下っ端の人間で、健司からすれば双子の輝樹もトカゲのシッポだったのだろう。 双子であると分かったところで、住んでいた家も違うし普段は滅多に会わないと言う輝樹からの証言により健司は特に双子の弟と深い関わりはないと言う結論になった。事実、輝樹の口から健司についての有力な情報は得られなかった。

華英が襲われ、ガルモで張っていた大悟が現場を離れてから、それを見計らったかのように輝樹がガルモから去る様子が防犯カメラに映っていた。街に仕掛けられた防犯カメラの映像を集めて確認したが、2キロ離れた交差点から横道に入ってからの映像はどの防犯カメラにも映っていなかった。健司は街中の防犯カメラの位置とNシステムの位置を把握していたと思われ、それらをかいくぐったか、死角で車を乗り換えたかと見られたが、逃走に使われた車が山林の空き地に乗り捨てられていた事から防犯カメラをかいくぐり山林で車か何かに乗り換え逃走したと見られた。山林で見つかった逃走に使われた車両を確認した若菜の目つきが変わった。
「59-63…か。田口徹との関わりを匂わせてくれるわね…」
そう呟いた若菜にマギーが聞いた。
「何でですか?」
「田口徹がやはり車で逃走した時にトンネルの中で乗り捨てた車のナンバーが38-36、ザマーミロ。今回は…」
「ご苦労さん!」
「そう。輝樹と自分が双子である事がバレ、覆面男らの身柄を拘束され自分が追われる事まで想定済みだったって事ね。まぁ、踊らされたわね。」
若菜がチッと舌を鳴らした。

「まずは後藤健司の行方を追う事ね。奴がこの事件の鍵を握ってるような気がする。R4にRevolutor…、Rが好きな奴らね。私が大嫌いなR。絶対ぶっ潰してやるわ。」
若菜は闘志を燃やすのであった。


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