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輪姦・バンガローの夜
【痴漢/痴女 官能小説】

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輪姦・バンガローの夜-2

誰かが入手したレシピで究極のカレーライスを作るつもりだったが億劫になってしまって手を抜く事にした。
スープ状のカレーと芯の残ったご飯で夕飯を済ませた。
そんな食事でも腹が膨れると急に生気が蘇る。やっぱり若いというのは由々しい事だと思う。
そこでひとりのヤツがザックからウイスキーのボトルを取り出した。
今から思えばどこにでもある安酒だが、この時は黄金色に見えた。無論、酒の味を知る者は誰もいない。
とりあえずの酒盛りを始めた。ここには両親も教師もいなく、自分達だけのフリーダムなのだ。
そうすると誰かがドアを叩く音がした。総員慌てて酒を隠す。
開けてみるとノグチが言っていたおばさんらしい女性が佇んでいる。

「愉しんでる?何か足りない物とかない?」

たしかに若い女ではない。だが、男ばかりのバカンスでそれでも空気が淀んで見えた。
どういうのか、とにかく女っ気がない。そこにきて、その人からは大人の女の匂いがする。
麻のような素材のゆったりした白いワンピース姿から細い腕が覗いている。背中が真ん中ほどまで開いていかにもサマードレスという感じだった。
底上げのサンダルを履いていたから小柄には見えず、スタイルもよかった。
僕はノグチから聞いて察していた。ここはきっとミズキの親父さんみたいなアウトドア趣味の夫婦で経営されているのだろうと。
他の者達も同じような事を考えたかも知れないがともかく、これがクッキーを差し入れしてくれた管理人さんの奥さんなのだと。

「入ってもいいかしら?若い子が来るなんて珍しいわ」

「ここにはオジサンばかりなんですか?」

他愛なくアホくさい事を言ってみる。

「そうね、大人の泊り客も多いけど、たいがいは家族連ればかりね」

この女性。奥さんからすれば、僕らはまだまだ子供扱いなのだろう。僕はそんな事を思った。
奥さんを交えて酒盛りは再開される。無茶に飲むヤツもいれば気持ちだけカップを舐めるヤツもいる。
それでも皆、泥酔したかのように騒ぎ立てて気分だけは愉しんだ。ノグチはいうまでもなく、酒に手を伸ばさない。
堅苦しいヤツなど放っておいて、今はとにかく大人の女性を交えた酒盛りを愉しむ。

何の話からか、そのうち下ネタになる。僕の記憶では奥さんが誘導したような気がする。
一日に最高何回オナニーした事があったかとか、クラスの女のパンツが見えたとか見えてないとか・・・

「女の人でもオナニーするんですか?」

「するわよ、もちろん」

「どうやってするんですか?」

「えっそりゃ、擦ったり掻きまわしたり・・・カノジョに聞きなさい」

彼女がいるようなヤツは夏休みにこんなキャンプに参加していない。

「ねえ、この中で一番アレが大きい子って誰?」

奥さんがそんな事を言い出した時、僕らはその雰囲気の中でもきょとんとする。

「分からないよな。見た事ないもんな」

「あら、見せ合いっこなんかしないの?」

「しない、しない。女子はオマンコ見せ合ったりするんですか?」

「見せ合ったりしないわね。でも高校生の時にレズっ気の子がいて、自分のクリちゃんが如何にデカいかって見せてもらった事はあるわね」

「クリちゃん、デカかったですか?」

「そりゃあハンパなかったわ。小指の先ほどもあったのにはびっくりした」

「普通どれぐらいなんですか?」

「普通?・・・普通はこれぐらいかな・・・」

人差し指と親指の間でその普通の大きさを表現してみせる。バンガローの灯りは暗かったが奥さんは目の横あたりが赤らんで酔っていた。
もしかしたら、この人とデキるんじゃないかと僕は胸を高鳴らせてその顔を眺めていた。
ひとしきり騒いで談笑する。そろそろ戻らないと・・・と奥さんは言い出す。誰とはなく、まだいいじゃないですかと引き留める。
僕だけではなく、この中の何人かは僕と同じ事を期待していたのかも知れない。

「だってオナラ出そうだもん。私、お酒が入るとすぐオナラしちゃうのよ。なぜかね・・」

奥さんは白いワンピースのお尻を押さえてそう言った。

「オナラぐらいいいですよ、もうちょっとだけ・・・ね」

酒宴はダラダラと続いた。奥さんに帰られてしまえば、きっとこの場が虚しくなる。誰もそう思ったと思う。
そのうち奥さんはお尻を上げて「ぷぅっ・・・」と乾いた音を立てた。そしてゲラゲラ笑う。
女のオナラを聴いたのは初めてだった。オナラなど、そう変わらないように思うが場の雰囲気のせいか女のオナラってセクシーに思えた。
ニュアンスはぜんぜん違ってくるのだけど、そう言えば母親がオナラした記憶がない。

「胸に触ってみて、いいですか?」

誰のペニスが一番大きいかという話に戻り、女同志で性器の見せ合いはしないが胸は比べるという話になった。
僕はそれと悟られないように、それでいて勇気を振り絞りそんな事を酒席で言ってみた。

「いいわよ」

掴んでみるとそれはぷにゅっと柔らかかった。その場の誰もが羨まし気にそれを眺めて生唾をのむ。

「やっぱり大きいですね」

「どれほどあるんですか?」他のヤツが止まった空気を解きほぐすように訊いてみた。

「それほどでもないわ、でもDはあるわね」

Dカップと言われてその大きさはよくわからなかったがABCDできっと大きい部類なのだろう。


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