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「初夜」は四十九日の夜
【その他 官能小説】

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「初夜」は四十九日の夜-4

10分・・・・・20分・・・・・・・・30分・・・・
私が焦れ始めたころ、濡れた髪をタオルで包んだ義姉が戻ってきた。

「あら、もうお布団に入ってたの」

居間のソファに座り、ゆっくりと髪を拭き始めた。
ペ○スは『初夜』への期待で、義姉が風呂へ入った直後から、ギンギン、最大限に勃起した状態が続いていた。

「義姉さん、早くおいで、僕、もう、我慢できないっ。早く、来てっ!」

奈美は、隣の布団の上に、ちょこんという感じで座った。
まだ髪を拭いている。何か、躊躇しているようにも見える。
待ちきれない私は、上半身を起こし、義姉の手をつかんで私の布団に引きずり込んだ。
あまりに唐突で、荒々しかったのだろう。奈美は、イヤッ、と小さく言って全身を縮めた。
構わず、私は義姉を押さえつける。抵抗が止まった。が、両手を胸の前で交差させ、両足をピッチリとくっつけ、固く閉じている。
目もしっかりと閉じ、歯を食いしばっている。小刻みに震えている。
怒張していたペ○スの緊張が、一瞬、緩んだ。

何を躊躇し、何を怖がっているんだろう?
やはり、死んだ妹の美津子のことが頭から離れないのだろうか?
そう言えば、お風呂もいつも以上に長かった。
気持ちの整理をつけようとしていたのだろうか?

やりたい一心の気持ちが和らぎ、、私は優しく義姉を抱きしめた。
軽いキスを繰り返しながら、耳元でささやいた。

「義姉さん、こわがらないで!。僕と義姉さんの『初夜』だよ。これから2人のしあわせが始まるんだよ。だから、何も考えないで、きょうは2人だけの世界で過ごそっ!!。安心して、全部、僕にまかせて、ネッ!!」

わずかに緊張を解いた義姉が、両手を私の背中にまわし、しがみつくように抱きついてきた。しかし、両足は固く閉じたままだ。
パジャマの上から股間を押さえた。ハッと全身を強ばらせ、私の手首をつかんで、動きを遮ろうとすろ。

「お願い、芳樹さん、電気、消してっ。暗くして、お願い!!」

豆球の灯りだけを残して、義姉に寄り添った。片方の手を、素早くパンティの下に滑り込ませた。

「あ〜っ、いっやぁ」

奈美は体をよじって、私を押しのけようとする。力づくで手を差し入れ、恥丘を手の平で包んだ。
その瞬間、すべてがわかった。

奈美のそこには、毛がなかった。
成熟した女性が備えているはずの、大○唇のビラビラの感触も希薄だった。
1本の細長い溝があるだけの、少女のような性器。

(義姉さんは、無毛ということにずっとコンプレックスを抱き続けてきた。だからなんだ。最後の一線を越えようという時になって、あんなに固まってしまったんだ。私に知られると嫌われるかも、と心配だったんだ)

すべてを理解すると同時に、私のペ○スは再び瞬時にさっきまでの元気を取り戻した。
無毛の性器は、私の究極の願望だったのだ。まさか本当にこうして目の当たりにできるとは、思ってもみなかった。

そうした思いを今、義姉に伝えるには、時間がない。もう、ペ○スがプルプル震えている。


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