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告白 〜おじさんと私〜
【ロリ 官能小説】

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告白 〜おじさんと私〜-1

 これは、誰にも言ったことがない私の秘密の話です。
 
 私がオナニーを覚えたのは、初潮を迎えるよりずっと前のことでした。何がきっかけだったのかはもう忘れてしまいましたが、おしっこの出るところを触ると気持ちがいいということを、その頃の私はすでに知っていました。性の知識などほとんどないのにもかかわらず、それは誰にも秘密にしなくてはならないということもなんとなく理解していました。
 当時私は鍵っ子で、共働きの両親の帰りはいつも夜だったため、ひとりきりの時間には自分の部屋で時々オナニーにふけっていました。といっても体は未熟だったので、『触るとなんとなく気持ちいい』程度のものでしかありません。多分、オナニーそのものの快感よりも、いけないことをしているスリルを楽しんでいたという方が正しいかもしれません。

 ある日の夜、私は衝撃的な光景を目にしました。
 わけもなく外が見たくなった私は、南側の窓のカーテンを開けました。通りの向こう側には一軒家があり、その窓際に男の人の姿が見えました。それはその家で一人暮らしをしているおじさんでした。おじさんは変わり者で有名で、近所の人たちからはあまり好かれていないようでした。私の家族も同様にあまりよく思っていないことを薄々感じていたので、私自身もなんとなくおじさんのことを苦手に思っていました。
 驚いたことにおじさんは全裸で、明かりが煌々と点いた部屋でカーテンも引かずにこちらを向いて立っていました。見てはいけないものを見てしまったと思い、私は慌ててカーテンを閉めました。どうしてこっちを向いているんだろう? どうしてカーテンを閉めないんだろう? どうして裸なんだろう? 混乱しながらも湧き上がる好奇心を抑えることができず、私はカーテンの隙間から恐る恐るもう一度外を覗いてみました。
 おじさんは相変わらず裸のままで立っています。よく見ると、もぞもぞと手を動かして何かをしているようでした。一体何をしているんだろうと目を凝らすと、おじさんはおちんちんを握って上下に擦っていました。私と同じように、おじさんもいけないことをしていたのです。父親以外の男の人の裸を初めて見た私はその光景から目が離せず、その日おじさんの部屋の明かりが消えるまで、じっと息をひそめながら見つめ続けたのでした。
 それからも、おじさんは頻繁に窓際でオナニーをしました。私は悪いことと知りながらもこっそりとそれを覗き見るようになりました。

*****

 ある時、庭で友達と遊んでいるところにおじさんが声を掛けてきました。
「うちにお菓子がたくさんあるから食べにおいで」
 私はあまり行きたくありませんでした。覗き見ていた家に何食わぬ顔で上がるのは、なんだかとても後ろめたかったからです。けれど、お菓子につられた友達にしつこく誘われ、半ば強引に連れていかれたのです。
 友達は家に入るとすぐにお菓子に飛びつき、テレビアニメを見ながら次から次へと食べ散らかしています。それを黙って見ていると、おじさんが私の手にもお菓子を握らせてきました。私は食べたくなかったので、お菓子を握ったままじっと座っているだけでした。
 しばらくすると、お腹が痛いからトイレに行きたいと友達が言い出しました。おじさんが友達をつれて部屋を出ていきます。戻ってきたら絶対に家に帰ろうと決め、私は二人を待ちました。けれど、五分経っても十分経っても戻る気配はありません。なんだか不安になり様子を見に行こうかと思い始めた頃、ようやくおじさんが戻ってきました。ですが、そこに友達の姿はありませんでした。
「あの子はお腹が痛いから先に帰るって」
 友達は私を置いて一人で帰ったとおじさんは言うのです。本当は来たくなかったのに、誘われて仕方なくついてきたのに、黙って先に帰るなんてひどい――。私は慌てて追いかけようとしましたが、おじさんが通せんぼするように立ちはだかり部屋を出してもらえません。
「おうちの人が帰ってくるまで、ここで遊んでていいからね。お菓子もケーキも好きなだけ食べていいよ」
 おじさんは私の手首を掴み、無理やりソファーに座らせました。
「一緒にプリン食べようか?」
 私は黙って首を横に振りました。ただ早く家に帰して欲しかったのです。
「もうおうちに帰りたい?」
 コクリと頷く私の目を、おじさんはじっと覗き込んできます。
「どうしようかなぁ……」
 そう言うおじさんの目がとても怖くて、私は泣き出したい気持ちになりました。
「ユイちゃん、いつもおじさんの部屋を覗き見してるよねぇ。おじさんが気づいてないと思ってたのかな? 覗き見はとっても悪いことだから、おうちの人に言っちゃおうかなぁと思ってたんだよ」
 おじさんは私が覗き見していたことに気付いていたのです。私は怖くて怖くてたまらなくなり、目に涙が浮かびます。
「でもねユイちゃん、もしもユイちゃんがおじさんのいうことを聞いていい子にしてられたら、誰にも秘密にしてあげるよ」
 両親が知ったらきっととても怒るに違いありません。叱られるのが怖かった私はまた頷きました。
「じゃあ、おじさんと一緒に遊ぼうねぇ」
 おじさんは嬉しそうに笑いながら言いました。


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