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最後の、最高の学園祭
【学園物 官能小説】

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発展的予定変更-3

「さ、こんなもんでどうかな?」
「どれどれ…。」
「あ、いいんじゃね?」
「うん。また不都合が出たら臨機応変。」
「ぱっと集まってぱっと決めて行こうぜ。」
「じゃ、解散、でいいのかな?」
「ちょ、ちょっとまった〜。」
健が大きな声でみんなを制した。
「どうした、健?」
「まだなんかあんの?」


みんなの視線が一斉に健に向いた。
「あ、いや、その、オレ…。」
ジュンコがため息をついた。

それを見た健は心を決めた。そして大きく息を吸った。

「みんな〜。聞いてくれ〜。」
「な〜に〜?」
「オレには〜 ずーっと ずーっと、
 心に決めた人がいる〜。」
「だ〜れ〜?」
「3年C組の〜 美原〜 ジュンコさ〜ん。」
「キャ〜。」「え〜っ?」

「オレは〜 3ね〜ん C組の〜 美原〜ジュンコが〜
 大好きだ〜〜〜〜。ジュンコ〜。オレと〜付き合ってくれ〜〜〜。」
「………。」
「おい、ジュンコ。なんか言ってやれよ。」
「………。」
「ジュンコってば〜。」
「………。」
「ほら、健、困ってるじゃん。」

しばらく下を向いていたジュンコが顔を上げた。
「わたしは〜 みんなの前で〜 馬鹿みたいにでっかい声で〜〜
 告白するような〜 健のことが〜〜〜ダイスキ…。」
「ジュンコ、最後、聞こえない。」
愛依が鋭い声で言った。
「ジュンコ。そこ、大事。もう一度。でっかい声で。」

愛依に背中を押され、ジュンコは一歩前へ出た。
「そ、そんな…健の…ことが……だいしくだ〜〜〜!!!」
全員がコケた。

健はジュンコに駆け寄るときつく抱き締め、キスをした。
ジュンコも健の背中に腕を回し、そのキスに応えた。

「おめでと〜。」
「やったな〜、ジュンコ。」
次々に祝福を口にするクラスメイトたち。

「ズンゴ〜、ジョガッダ、ボンドニ、ジョガッダ。」
愛依が涙で顔をグショグショにしながら叫んだ。 

さあ。全体ミーティング終了。
それぞれの部屋に戻っての休息タイム。

ゆっくり休むもよし、シャワーで汗を流すのもよし。

ベッドで汗をかくのも   もちろんよし。

夕食が待ってるぞ〜。
しっかりお腹、空かせておけよ〜。
動くのが一番だぞ〜。腹筋使え〜〜〜。

次章へ続く


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