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遠恋カレンダー
【女性向け 官能小説】

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10月:トライアングル-2


そんなよこしまな考えとともに返事をした箱根は思った以上に綺麗で。

「私、小5の林間学校以来だよ!」
と、ウキウキして言うと
「実は俺も」
と青木が言って笑った。

横浜出身じゃない葵と秋田さんは林間学校は箱根じゃなかったようで
はしゃぐ私たちにびっくりして

「横浜の林間学校は箱根なんだ?」
「そうそう。滝廉太郎の曲を覚えさせられたよね!」
「小5にあの歌詞の意味はわかんねーよな!」

朝早く出た日曜日の朝は、さほど混まずに箱根について
箱根神社でお参りをした。
そのまま芦ノ湖に続く参道を通り湖の中に建つ鳥居を見に行く。

涼しい風がすっと抜けて気持ちが良い。

「やっぱり紅葉には早かったね」

11月下旬が見ごろの箱根の紅葉は、10月ではまだまだ青々していて
「でも気持ちが良いじゃん」
秋の風が4人を包んだ。

「あっちになんかお店がある。秋田さん行ってみましょう」
「おぅ」

元気な2人は美味しいモノがないか見に行った。
「全く食べることしか興味がないんだから」
その後ろ姿を見ながら葵がため息をつく。

「本当は青木と2人で来たかったんじゃないの?」

そんな葵にくすくす笑ってそう言うと


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