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盆帰り
【熟女/人妻 官能小説】

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悶え肌-1

 夕方になると集落の人々は近くに流れる太平川に霊を送る、手作りの小さな舟に供え物を乗せて先祖を見送るのである。
早苗も6時を回ると勇に声をかけ川に向かうのである。

「これで兄貴とも来年のお盆迄の間お別れだな・・」
慣れた川への細い道を早苗と歩きながら言った。」
「今年はあなたに見送られて主人もうれしいと思っているわ」
川は昨夜の夕立の雨で普段より水かさがあった。
途中すれ違う人の中には勇の顔を見て声をかけてくる者もいた。
「私がお嫁に来た時あなた幾つだった・・」
「俺はまだ13だったよ、兄貴とは歳が離れていたから、義姉さん綺麗だったな」
「そう・・・私もあなたを見てまだあどけなさが残っていて可愛かったわよ、お互いもうこんな歳になったのね」
そんな思い出話をしながら舟をそっと川に流すのだった。


「さあ、ご先祖さんも見送ったし・・・勇さん食事にしましょうね」
早苗はエプロンを腰に巻くと台所に立った。
勇は居間のソファーに腰をかけながら昨夜、覗き見た早苗の裸体を思い浮かべ台所の早苗をまじまじと見つめていた。
スカート越しに浮かぶ白い巨尻が重なっていた。
(あんな尻抱えて遣ってみてえもんだ)
義弟のよからぬ思いも知らず早苗は無言で台所に立っていたがふと振り返ると勇の視線が慌てた様子に見えた。
(今、私を見つめていた・・なにか異性に対する特別な視線・・)そういえば、夕べ確かに閉めたお風呂の戸、少し開いていた・・まさか私の入浴をのぞき見していたのかし・・・・、覗かれていたとすればどうしよう)
 早苗は急に体が熱くなるのを感じていた、それは肉体の疼きなのかもしれないのだ。

「用意できました、どうぞ・・・」
「旨そうだな、義姉さんいただきます」
ふたりだけの夕食も二日目である。

「いつまで居られるの?」
「俺ですか・・一応17日まで休みだけど明日には帰るつもりです」
「そうなの、寂しくなるわね・・」
「義姉さんに迷惑かけれないし・・」
「遠慮しなくていいのよ私ひとりなんだし・・ところで勇さん結婚はしないの」
「もう無理でしょう、この歳じゃあ」

「義姉さん結婚ていいものですか・・」と聞いた。
「好き同士だったら幸せなんじゃないの、いつも一緒にいられるんだもの」      
互いにビールを注ぎながら心の底を探り逢っていたが酔いがまわるに従って勇の目が座ってきているのを早苗は感じ取っていた。
(この視線、やはり普通じゃないわ、私が欲しいの・・・でもまだよ)
早苗は勇の心を読んでいたが少し焦らしてみた。
「勇さんお布団は隣の座敷に敷きましょうか」
「そうですか、お願いします」
座敷は早苗の寝室隣である、昨夜は二階であったが今夜あえて座敷にするのだった。
早苗は二階から布団を降ろすと白いシーツをかけて居間に戻った。
「勇さんお布団敷いたからいつでも休んでね、私シャワー浴びてから休みますから」
その言葉には早苗の賭けが潜んでいた。
もし勇がその気ならまた覗きに来ると、確かめることができれば早苗も応えようと考えていた。

早苗は寝室から下着を取ると勇の前を通って浴室に向かった。
脱衣場で下着を獲ると浴室のドアを開けシャワーのつまみをとっていた。
勢いよく流れ落ちる湯がピチャピチャと音をたてて首元から背を這って落ちてゆく。
その音が居間にいる勇にも微かに聞こえる、その音に誘われるままに勇は立ち上がった。

(来るかしら・・・きていいのよ)

早苗は鏡に映る影に期待した。
その時だった、背後に立つ男の影・・・ノブをまわす微かな音・・・
(あっ・・・覗いてる・・いやらしい視線・・・でも構わない見て)
坐椅子から立ち上がると巨尻を見せつけるような仕草で挑発するのだった。
(よく見るのよ・・・凄いお尻でしょう・・欲しいんでしょう)
無言の影は不気味に立ち尽くしていた。








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