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盆帰り
【熟女/人妻 官能小説】

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熟れ尻-1

 ようこそT町の看板が出てきた、雷のゴロゴロとうい音が遠くで聞こえるせいか雲行きが急に悪くなってきた。
普段はまだ明るいのだが夜のように暗くなってきている。
軒先で花火をしている帰省客らしき夫婦が子供と遊んでいる家を尻目に車を走らせた。
この集落を過ぎると実家まであとわずかだ、勇はそう思いながら杉並木に囲まれた県道を走った。
 坂を上った処に実家は建っていた、もう築30年の降り屋敷である。
車を玄関脇の広場に止めて家にたどり着いた。
「ただいま・・」
すると居間の方から早苗の声が聞こえた。
「まあ、お帰り・・さっき娘夫婦帰ったばかりなのよ、出逢わなかった」
「そうですか、敬ちゃんに会いたかったな」
勇は途中で買てきた土産を早苗に差し出した。
久しぶりに見る早苗は以前より若く美しく見えた。
「勇さん元気だった、私もすっかりご無沙汰してしまって、ごめんなさいね」
「俺こそすみません、でも姉さんすっかり若返りましたね」
本心でそう言葉を返した。
「まあ、お上手ね・・・でもうれしいわ、こんなおばさんでもそんな事言われると」
早苗は照れながらそう言った。

 「疲れたでしょう、お風呂先に入って」
仏壇にお参りして居間に入ってきた勇に早苗は夫が着ていた浴衣を差し出しながら言った。
「有難うございます、風呂いただきます」
実家の風呂に久しぶりに入るのだった。
多少の改造は加えられていたが昔と同じである、ヒノキ造りの浴槽はなつかしかった。 
しばらくして
「湯加減どうかしら・・」
早苗の声がした
「ええ大丈夫です」
少し熱めであったが勇は溢れそうな浴槽に深く身を沈めていた。

帰省途中に寄って観たレンタルビデオの事を思い出していた。
題名は忘れたが帰省中の若い男がふと美しい姑の入浴を覗き込む、白い巨尻をうっかり見て欲情する、帰省中嫁の留守を見計らって姑を犯してしまう内容であった。
早苗とダブって回想していた。
 55歳とはいえ早苗もあのような女性なのだろう、この狭い浴室では裸なのだ、勇はそう思いながら浴槽から洗い場に出た。
洗い場の棚にシャンプーやリンスのほか2,3本の容器が並んでいた。
早苗が先日使ったローションも置いてある、勇は手のひらにチューブから取り出した。
透明の粘りある液体を怪訝そうに眺めながら反応しつつあるペニスを包んで静かにしごき始めた。
「うう・・・」
なんという快感だ、勇は目を閉じた。
真っ白な巨尻が浮かび再びあのビデオのシーンが回想された。
豊満な姑の肉体がタプタプと波を打ち、男が背後からセックスを仕掛けるのだ。
「おお、気持ちええ・・・」


 風呂から上がると勇は火照る体を冷やそうとパンツ一つで廊下に出た。
外を見るといつもまにか雨が降り出していた。

閃光が走るといきなり雷鳴が鳴り響いた。
大粒の雨が屋根をたたく、あっという間にどしゃぶになってきた。
「勇さん出たの・・・」
台所から早苗の声がした。
「はい、お先に頂きました」
居間に入ると偶然早苗が台所から振り返った時だった。
「少し休んでて、いま食事の用意してるから」
勇のゴツゴツした肉体を見てすぐ背を向けた。
パンツを履いているとはいえ久しぶりに見る男の裸体である。
早苗は胸をドキドキさせていた。

勇も改めて背を向けて立つ早苗の後ろ姿をまじまじと見つめるのである。
スカート越しにパンテイーのラインが浮かぶ熟れた巨尻に視線が止まる
(凄い尻だな・・・熟れ熟れだぜ)
パンツを持ち上げるペニスがそこにあった。
(いけねえ・・)
勇は浴衣を急いで羽織るのだった。

「勇さんビールでいいの、よかったら洋酒もあるのよ、婿が買ってきてほとんど飲んでないの」
早苗は出来上がった料理を居間の机に並べながら訪ねた。
「そうですか、俺ビールでいいです、義姉さんも一緒に飲みましょう」
二人で向き合って飲むことなど初めてである、グラスに注いだビールで乾杯しながら互いの近況を話すのだった。






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