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砂漠の薔薇
【女性向け 官能小説】

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-5


土曜日の朝はニセの遮光カーテンからさんさんと光が洩れて
早朝ではない事を思わせた。

時計を見ると11時で
「よく寝たな」
そのままリビングに行くとこーちゃんの姿は案の定なくて
ノートパソコンもないし仕事に行ったんだろう。

コーヒーメーカーのスイッチを入れて
首を回して、寝過ぎた眠気を追い払った。

そのままパソコンの電源を入れて
物件を物色するためにサイトを検索した。

前回の物件探しは二人だった。
2人の職場に行きやすいところ。
2人のお給料で払える家賃。
たくさん話し合って、たくさん見て、たくさん笑った。

そうやって選んだココだった。

天気のいい日に、外にも出かけず
ずっと不動産会社の物件を見ていて
いい加減、疲れて飽きてきた。

「夕飯どうしようかな〜」

ネットを見ながらカップラーメンを食べてお昼は終わらせちゃったから
夕飯はきちんとしたものを食べたい。

デリバリーにするか、買いに行くか。

どちらにしろ一人分だ―――

「そんなに私とのエッチが負担だったんだなぁ・・・」

オンナとして烙印を押されたようで寂しくなる。
あまり考えないようにして、必死に探していたネット情報も
窓から差し込む夕日のもの悲しさにこーちゃんのセリフが思い出された。

「私だって!私だって悩んでたんだから!」








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