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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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紅香語り(7)-2

 変態は、お姉ちゃん――あるいはわたし――だけでなく、妹の桃香も、相当なものです。
 い、いえ、わたしへの責めに関することではなく――性的な意味でなく――それ以外の部分で、元から‥‥。
 わが家には、桃香とお姉ちゃんが「物置部屋」と呼ぶ、誰のものでもない部屋があります。呼ばれるとおり――いまはあの身長計やら――いろいろな物が置かれているのですが、その一隅に、あれがいます。口の広い瓶のなかに入った、あれが‥‥。
飼っているのです、桃香が。わたしは恐ろしく、とても近寄れません。白香お姉ちゃんですら気持ち悪がって、何度も捨てるように言っているのですが、桃香が頑なに言うことを聞かないので、放置してある状態です。
 カサコソ‥‥と音はしないでしょうが、あれは瓶の内部なか内部で、いまこのときも動きまわっていることでしょう。さすがに白香お姉ちゃんが言って紫色の布を被せさせてあるので、見えないようになってはいるはずですが‥‥。
(はあー。最悪‥‥)
 いろいろ最悪です。わが蒲生家は‥‥。
 落ち込みます。雨の日の汚い濁流を、なすすべもなく呆然と眺めているような気分になってゆきました‥‥。
 集中期間の最後の頃は、調教は生活全般に及んでいました。お風呂も、です。
 とはいっても、わが家のお風呂は広いこともあり(どういう設計なのか、脱衣所はお風呂場の大きさに較べて妙に小さいのですが‥‥)先に述べたとおり、わたしたち姉妹は以前から一緒に入ってはおり、わたしは、そんな入浴が大好きなのでした。
 が、そこも、わたしの調教の場と化してしまったのでした。危ないからと縛られこそしませんでしたが、わたしは湯船で、姉と妹にカラダをいやらしく撫でまわされ、くたくたになるまで乳房を揉みまくられたのでした。
 もちろん、わたしだけでなく、ふたりとも裸です。しかし、いままで姉妹同士でいちゃいちゃして、おっぱいにちょっとタッチしちゃったりしていたような、そんなレクリエーションめいたものではなく、調教の続きの調子でした。元々わたしはあまりしない性質たちなのですが、普段のように、姉や妹のおっぱいに逆にタッチし返すことはできませんでした――その気力もありませんでした。
 それで――。
「う、海田くん‥‥」
 ふたりに激しく責め抜かれて、頭が真っ白になったわたしは、思わずそううめいていました。
「桃香、いまの聞いた?」
「やっぱり、オトコがいいのかな。ふふ、こんなことされてる真っ最中に――」
 わたしをからかうお姉ちゃんと桃香の声を聞いて、わたしも気がつきました。自分が初めて、「海田さん」ではなく「海田くん」と言ったことに‥‥。


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