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二人のアトリエ
【学園物 官能小説】

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大ピンチ-5

「杏ちゃん お話があるんだけどこのままアルバイトしてくれない?」
「アルバイトですか」
「そう モデルのアルバイト きちんとお給料は払うから」
「他にアルバイトもしてるのですが」

提示された額はそこそこの金額だった。
杏は考えた。いい話かもしれない。家計も助けられる。
頷いた。
「ありがとう 明美も喜ぶわ」
明美の母親はそう言うと出て行った。

「やった 杏を毎日描ける」
杏は当惑した。
「他にアルバイトもあるから駄目よ」
「そうなんだ うちでは杏の給料分は全部出せないや」


「わたしさあ 杏みたいに人気者になりたい」
明美が突然言い出した。
「なればいいじゃない」
 ていうか今わたし無視されてる存在だしと杏は言った。
「でも杏みたいに可愛くもないし暗いし」
「そうかな 明美最近明るいよ」
明美は最近垢抜けて来たようだった。
「うち 躾が厳しくて地味な格好しかできないのよ」
「そうなんだ お母さんに相談してみれば」


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