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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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あなたは平凡な男子校生。(8)-3

 そしてまた、音こそせず、背後からでは見えないものの、彼女の可憐な双蕾も、いやでもあなたの手に触れてくる。少女の清楚なイメージを裏切るかのように、それは、思いのほか硬くなっているようだった。
「ふうん‥‥。ふううん‥‥」
 そして蒲生紅香は甘い声をあげ、わずかにだが上体を艶かしく揺らし、緊張しているあなたをさらに動揺させてくる。
「ふふふ。だめよ紅香、声あげちゃ。海田くんがやりにくいでしょう?」
 また、白香が横から口を出す。
「おっぱい調教は、まだ始まったばかりよ。これからあなた、それをモミモミされたりチュウチュウされたりするんだから、いまからそんなに感じてちゃ、先が思いやられるわよ♡」
 白香は、あなたに助け舟を出すというよりは、自分が楽しんでいるようだ。あなたはそれに気づいたが、白香に対して、
(いま、何か言うのはやめよう‥‥。明鏡止水だ‥‥。――明鏡止水っ!)
と、必死に己に言い聞かせた。
 邪念に負けまいと、手からの誘惑の感触を遮断するくらいの気持ちで、あなたは彼女のおっぱい――白香に教えてもらったトップバストにまわすと、メジャーの目盛りに目を落とした。八五センチどころか、大台を超えていた。
 大台。すなわち、九十センチのラインを。
「九三センチっ!」
 思わず知らず、あなたは感嘆の声を出していた。その数値は、文字通りあなたの目の前の清純そうな少女の乳房まわりのサイズを、雄弁に示していた。
「ふーん。変わってないか‥‥。ま、でも、海田くん、スゴイでしょ。これがHカップよ」
 ノートに書き込みながら白香が朗らかに言ったのは、おっぱいの、いわゆるカップのことだった。
 あなたは感動に震えながらも、それから、細くくびれたウェスト、質素な白のパンティーに守られたヒップ‥‥と蒲生紅香の体にメジャーをまわし、それぞれ六一センチ、八八センチという数値を得たのだった。
(一点の曇りもない――。静かに湛えられて――‥‥!)
 これは己との闘いでもあるのだと、自分に言い聞かせながら。


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