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よだかの星に微笑みを(第一部)
【SF 官能小説】

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恋人-1

土曜日、ポリアンナは来た途端に
「横になって!」
「えっ?」
「いいから!」
横になった俺の顔をポリアンナは跨ぐと、パンツを下ろし、座り込んだ。いつもの流れと違っている。
「あっ!」
「嗅ぎなさい。」
強くにおう割れ目に俺の鼻を挟み込んだ。あのねばねばが沢山出てきて口に入った。塩辛かった。ポリアンナは俺を見下ろしながら
「答えてほしいことがあるの。答えてくれないとこのままおしっこするからね。今、一杯なんだから。」
ポリアンナの顔は赤くなっていた。ひどい恥ずかしさを我慢しているように見えた。すぐ目の前にあるクリトリスも大きくなっている。興奮しているのだ。口をずらせて俺はそこに吸い付いた。
「あ、ちょっと、そこ、すると本当に出ちゃう! いま出ちゃう!」
出た。小さな穴から熱いおしっこがちょろりと出たかと思うと、水鉄砲のように噴き出し始めた。
「ごめんなさい。あたし、途中で止められないの。」
ポリアンナは、癖なのか、両手で顔を覆いながら、出るに任せている。俺は舌で襞のあいだを掻き分けつつ、全部飲んでしまった。乳首を吸うようにクリトリスを吸った。
「あ、だめ!」
尻の方までぎゅっと力を入れてポリアンナの股が縮まった。短い間隔を空けて、三度「だめ」を繰り返したポリアンナは、それでも俺の顔にくたりと乗ったまま
「弘前さん、女の子のこと本当に好きなんですね。ごめんなさい。劇みたいなのすると面白がってくれると思ったの。おしっこなんかするつもり、なかった。」
「ときどき出てくるあの白いの、何?」
「え? おりもののことですか。いま出たの? ごめんなさい。」
「おりものっていうんだ。」
「中学生になる前ころから出てくるの。だから、女の子のパンツはみんな汚いですよ。生理の前にたくさん出てくるんだって。あたしも、もうじき生理になると思う。」
「聞きたいことって何?」
「あ、それは本当にあるの。ごめんなさい、下りますね。お詫びに、ええと、顔にかけてもいいです。」
「一生このままでいいよ。ポリアンナのにおい、安心する。」
「一生とか、あたしのにおいとか言わないで下さい! あたし、全部がそんなに臭くないもん。」
ポリアンナは、俺の顔の上で尻を回転させ、後ろ向きになった。ぬるりと襞が俺の顔をぬぐっていった。今度は尻の穴が俺の鼻に重なった。ポリアンナはぺたりと体を乗せ、俺のズボンに手を掛けた。
「あの猫の時にね、大きな虫に抱かれて空を飛んだのを覚えてるの。夢かもしれないけど。」
「虫?」
どう答えようか思い付かず、復唱した。
「うん。この虫じゃないよ。」
「痛っ!」
ポリアンナが陰嚢を指で弾いたので、俺は反射的にポリアンナの頭を腿に挟んだ。髪の毛が冷たく柔らかかった。
「これ、大好き。おいなりさんみたい。カマキリの卵かな。見たことあります?」
今度は温かく口に含まれたのを感じた。
「夢だと思うよ。そんな生き物、いないでしょ。俺はその時どこにいたんだよ。」
「うん。そう思うことにします。嘘だったら、またおしっこ飲ませますね。」
ポリアンナは優しく言って、俺を射精させにかかった。
「さっきのお詫びに、今日、あたしが全部出してあげる。弘前さんは動かなくていいです。男子が出なくなっちゃうところも見たいんだ。」
「挿しこむのもしたいよ。」
「だめ。指でもどうぞ。」
ポリアンナにはセックスのセンスがあるのか、体のことがよく分かるのか、任せたら我慢できない気持ちの良さだった。俺の口の周りは女の子の興奮の印で、糊を塗られたように濡れていた。


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