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約束のピンキーリング
【女性向け 官能小説】

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-5


「わかってます・・・」

なんで彼女がいないのか不思議だ。
茶化して言うように、収入は申し分ないだろうし。
見た目はカッコいい。
仕事だって出来る。

「帰るぞ」

強引な性格か・・・

私は岡本主任に彼女がいない理由を一人で納得して
打ち終わったパソコンを閉じた。

「昨日の店でいい?」
「・・・・」
「あそこ美味いだろ?」
「・・・美味しかったです」

料理もお酒も美味しかった。

「よし。じゃぁ行こうぜ」

主任は、サッと電気を消すと
自動で施錠される会議室のドアをもう一度確認した。


「あのセックスはセクハラじゃなくて合意だと思う!」

居心地のいいお店で、女将さんに「中村さんいらっしゃい」なんて
常連の様な扱いをされて

一度は肌を許したからか・・・
岡本主任に遠慮はなくなっていた。

フフンと鼻で笑うと、岡本主任は笑っていて。

「でもさ?覚えてないんだろ?」
「・・・覚えてない、ですけど」

「俺が無理やり連れ込まれたんだって」

連れ込まれたって・・・
2人の体格差見てよ・・・




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