投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

Twin Guns 無敵の女刑事の最初へ Twin Guns 無敵の女刑事 171 Twin Guns 無敵の女刑事 173 Twin Guns 無敵の女刑事の最後へ

油断-9

マンションの部屋の前まで来た2人。ロックを解除する前に広徳が聞いた。
「本当にいいんですか?警視総監様がイチ大学生の部屋になんか入っても。」
若菜はニコッと笑う。
「やましい事がなければ、ねっ?」
「フッ、どこからどこまでがやましい事が判断に苦しみますが。」
「そうねぇ、曖昧はいけないわよね。でも少なくともセックスはやましい事じゃないわね。」
「フフッ、じゃあやましい事は何もないですよ。それだけが心配だったんでね。」
「フフッ、女として見てくれて嬉しいわ。」
「どういたしまして。」
そう言って広徳はドアを開け先に若菜を招き入れた。その後に広徳が入りドアを閉めた。

電気をつけるとまるで世帯持ちのようなマンションの部屋であった。中はシンプルでお洒落にまとまっており整然としている。
「キレイ好きなのね。」
「来た女が言わなくても片付けや掃除をしてくれるもんで。女がってみんな世話好きなんですね。」
「そう言う事か。」
みんな女らしさや気が効く事をアピールするのに必死なのだろう。そんな中、部屋の片隅にシーツが山のように重なっている光景だけが浮いて見える。

「あ、あれですか?あれはほら、毎晩違う子が来るので毎日取り替えてるんですよ。たくさん買ってまとめて洗うのでしまうの面倒でついつい出しっ放しなんですよ。」
「そう。とっかえひっかえ羨ましい話ね。日替わり定食みたいなもんか、女は。」
「日替わりって言うか、朝、昼、晩で違う定食食べる時もありますけどね。」
「贅沢ね。メインディッシュはいないの?」
「なかなか五つ星には巡り会えなくて。でも今夜は五つ星、ようやく見つけた気分ですけどね!」
「私、ちょっとスパイス効き過ぎてるわよ?それでもよければお替り自由だけどね。」
広徳はいきなり笑い出した。
「ハハハ!あなたは最高ですね!実に面白い方だ。俺の太刀打ち出来る人じゃないですよ。間違いなく五つ星ですね。」
「星五つじゃ足りないけどね。」
若菜もようやく自然な笑みを浮かべた。

「どうぞお座りください。」
「ありがとう。」
「で、警視総監様がわざわざ俺に会いに来るなんで、俺、よほど重要参考人なんですかね??」
そう言いながら余裕の姿を見せている。
「そこまでは言わないけど、非常に気になる存在ではあるわね。」
「どうゆーふうに??」
「それは言えないわ?捜査内容を明かす訳にはいかないからね。でも…」
「でも?」
若菜は一息ついて答えた。
「あなたは不思議な人ね。」
「不思議??どんなとこが?」
「フフッ、捜査中なんで言えない。」
「フフッ、ですよねー。」
2人は声を合わせて笑ってみせた。


Twin Guns 無敵の女刑事の最初へ Twin Guns 無敵の女刑事 171 Twin Guns 無敵の女刑事 173 Twin Guns 無敵の女刑事の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前