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ノゾキの代償、甘いそれとも苦い?
【ショタ 官能小説】

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まさか、嘘でしょ??-1

 朝陽はここ数日悶々としていた。勉強さえあまり手につかなくなっていた。何をしていても、あのことを思い出してしまうのだ。そして覚えたての手技に耽ってしまう。そして朝陽のまだ皮が剥けたての幼いペニスは、何度も白濁を吐き出してしまうのだった。


 あのこととは4日前のことだ。
 スイミングクラブの帰り道、ふと朝陽は尿意を催した。通りがかりの公演の公衆便所で用を足し終わって女子トイレが気になったのはホンの偶然だ。フラフラと誘い込まれるように女子トイレに入ると、ひとつのボックスの前に立ち止まった。と、トイレの外に人の気配がする。慌てて入口から一番手前のそのボックスに入ると息を潜めた。

 コツコツというハイヒールの足音は、3つしかないボックスの真ん中。朝陽が潜んでいる隣へと入る。自分のボックスを明けられていたらと思うと冷や汗が出た。ゴソゴソという衣擦れの音が聞こえると、朝日の心臓は別の意味で張り裂けそうに高鳴りはじめた。

 オンナのおしっこって・・・

 覗いてみたいという欲求に抗えず、朝陽は本能的にトイレの床に頭をこすり付けるようにして隙間から隣を覗く。和式便器に後ろ向きにしゃがむ女の真っ白な尻。シャーと尿の噴出する音。黄金色の液体が便器に飛散していく。
 やがてその水流が勢いをなくすと、チョロッチョロッと雫となり、女がペーパーを使って秘部を拭い始める。
 その時だ。朝陽の制服の胸ポケットのスマホがヴーヴーと振動し始めた! 下着とストッキングをあげる女の動きが止まる。

 気づかれた!

 そこからの朝陽の動きは素早かった。脱兎のごとく立ち上がるとボックスから飛び出す。後ろを振り向くことなく公園から走り去った。

 その日以来スイミングの帰り道は変更した。公園には近寄りたくなかった。顔は見られていないにしても、警察官が不審者を警戒しているかもしれないからだ。
 女性器は見えなかったが、なまめかしくも柔らかそうな尻は若い女性のそれだった。そのあわいから噴出する尿・・・。トイレットペーパーを持つ手が拭っていたのはオマンコに他ならない。これまではネットでいやらしい動画や画像を見てオナニーをしていたが、朝陽にとっては生の尻の迫力に到底及ぶものではなかった。

 ひとつ気がかりだったのは、あの日以来生徒手帳がないことだ。トイレで落としたのでは・・・と不安に思っていたが、何の連絡もなく数日が過ぎると、どこか別の場所で落としたのだろうという考えに代わった。
 そんなある日、生徒手帳を拾ったという着信がスマホに入った。片岡という女性で、次の土曜日に自宅に取りに来てほしいとのことだった。朝陽は丁寧に礼を述べると取りに伺う旨を伝えた。


 ピンポ〜ン。指定の土曜日、朝陽は制服姿でインターホンを押した。手には洋菓子を持っている。母親に事情を話したら持たされたものだ。
「はーい」
 中から女性の声がする。ドアが開くとニットワンピを着た若い女性が顔を覗かせた。
「あなた、藍澤朝陽・・・くんね? 入って〜」
 挨拶をしようとする朝陽を制するように、室内に招き入れられる。玄関先で失礼しよう と思っていたが、勧められては中に入らないわけにはいかない。
「すいません・・・お邪魔します」
 しかたがないので室内に入る。
「私立有真中学かぁ・・・名門じゃない! すごいのね。そこ座って」
 女性がソファを指さします。
「何か飲む? ジューズでいいかしら?」
 リビングルームなのだろう。さほど広くはないがきれいに片付いている。大きな窓にはレースのカーテンが掛かり、窓際に背の高い観葉植物が置かれているが、朝陽にはなんという植物かはわからない。ソファの反対側の壁には大きなテレビは据え付けられており、ラックにはホームシアターのスピーカーと思われるものがある。白と黒に統一されたシックな色調のモダンな部屋だ。

「あっありがとうございます! 拾って下さったのにジュースまで・・・。これ、たいしたものではありませんが」
 手土産の洋菓子を手渡す。
 このときになってはじめて、目の前に腰掛けた女性の顔を見る。整った顔立ちの清楚な感じな女性だ。ニットワンピから突き出している小さく丸い膝小僧が目にまぶしい。
「あら、気を使わなくてもいいのに・・・。藍澤、朝陽くん・・・よね」
 品定めでもするように、女性が朝陽を見る。
「はいっ。有真中学の藍澤朝陽と言います!」
「中学1年生かぁ・・・、13歳?」
「はい。上青葉スイミングスクールでJr.強化選手になっています」
 朝陽が通うスイミングスクールは、オリンピック選手を輩出したこともある名門のチームだ。きれいな女性を前に、自分を良く見せようという気持ちから自慢めいたことを話してしまう。
「ふ〜ん、そうなんだ・・・。生徒手帳には学生証も入ってたよ。と〜っても大切なものだよね? これ、どこで落としたか覚えてる?」
 女性は朝陽の自慢げな言葉に対して興味なさそうに、手帳を手に尋ねる。
「はい。どこで落としたかわからず、困っていたところです、だから・・・」
「あ、わたしの名前は片岡あいりよ」
「はい、片岡さんから電話をもらって本当に嬉しかったです」
「そうなんだぁ。これね、先週の土曜日だったかなぁ・・・、花ノ宮公園のトイレで拾ったの・・・それも女子トイレでね。どうして女子トイレに落ちてたのかなぁ??」


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