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私立花乃森女学院 〜 目覚めの時
【同性愛♀ 官能小説】

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温泉ボックス席-2

 「なんてねー。おじゃましましたー。」
 バシャバシャバシャ…。
 「まったく、もう。」
 凛花は怒りつつ、顔が笑っている。
 「あ!」
 「な、何よ、彩音。」
 「いえあの…もしかして、凛花先輩が出会ったあの人、というのは、秋本先輩ですか?」
 プッ、と凛花が吹き出した。
 「違うわよ。無関係ではないけど。」
 「?」
 「ま、そのうち話すわ。ね、そろそろあがらない?」
 「あ、はい…」
 いま一つ納得のいかない様子の彩音の手を引いて凛花は湯船から上がり、脱衣所へ向かった。


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