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「悪魔の少年」
【ショタ 官能小説】

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㉔離婚成立-2

友達の健一を中学生の健一を自らの成熟した肉体でたらし込むような母の元には帰りたくなかった。
しかし他に行く当てもなく自宅に戻った。「翔太お帰り。ご飯は食べたの。」視線を合さず自室にこもった。
息子の異様さに気付いて部屋をノックしたがドアは開かない。「翔太どうしたのよ。お願いだからここを開けて。」
全て無視された。
翌朝学校に出かけたまま翔太は帰って来なかった。夫から「翔太はうちにいるから心配するな」の電話を貰ったが別の意味で
心配だった。大急ぎで権藤の自宅を訪ねた。マンションの入り口まで翔太一人が降りて来てくれた。
「あ〜よかった。帰る気になってくれたのね。さあ、帰りましょう。」「母さん僕は帰らないよ。父さんと暮らす事に決めたんだ。」
「駄目よ。翔太はお父さんに騙されているのよ。あなたは私がお腹を痛めて産んだ子よ。」切々と母の説得は続く。
だが翔太は聞いてはいなかった。翔太の頭の中は健一にまたがり甘美の表情で腰を振る母の姿で満たされていた。
「僕は父さんと暮らしたいんだ。」母に背を向けてマンションに入った。
離婚は成立した。お互いに何も求めないという条件で。慰謝料も請求しないと言うのは権藤の恩情とも取れた。
息子の親権は父に委ねる。その他細々と記入された文面を読む気力もなくサインした。
そして抜け殻のようになった麻紀子の心の隙間を知らぬ間に健一がタップリと埋めていたのだ。
健一との愛の時間だけが唯一の生きがいになった。そして健一は麻紀子の家に入り込んだのだ。
事は健一の思い描いた通り進んでいる。空き家になっている自宅は解約した。
その頃健一には月30万円の収入があった。セフレの人妻たちからのカンパだ。勘のいい女二人が増額してきたのだ。
麻紀子は喜んだ。自分は働きに出なくてもよくなったのだ。健一はスポンサーであり恋人でもあった。
彼の洗濯や食事の用意をし夜はベッドを共にするのだ。普通の夫婦何ら変わらない生活が続く。
ある日寝物語に健一は言った「僕たち年齢的に結婚は出来ない。近所の好奇な目もある。
どうだろう僕を養子にして呉れないか?そして引っ越して親子として暮らさないか。」
ただ沙織や加奈やセフレたちの事を考えるとそう遠くへは行けない。
麻紀子は健一の提案に賛成し隣町に引っ越した。
沙織夫婦には身元保証人を外す代わりに家賃のカンパをお願いした。
中学も転校し、転校3日目に運よく父兄会があった。
健一の神経が授業より後ろのお母さんたちに注がれていたのは言うまでもない。
セフレの数はどんどん増え健一は決して射精しない男として成長していった。
麻紀子は健一の収入源を見抜いていた。彼の為に不妊手術を受け若いほとばしりを受け入れるのだった。


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