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聖職
【学園物 官能小説】

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聖職-1

小川は、一体何があったのかと呆然と座り込んでいた。
ペニスは未だ硬さを残し脈打っている。その鼓動だけが耳鳴りの様に響き渡り、ぼんやり開かれた口から、只荒い息を吐かせていた。
目前に横たわっていた少女が起き上がり、豊かな乳房の上にまくり上げられたセーラー服を伸ばし、整え始めた。パンティーが申し訳程度に片足の踝に引っかかっており、少女の性器が今はスカートの下でむき出しの侭置かれている事がわかる。
「ぼっ僕は…」
小川はやっとのことで言葉を絞り出した。理解しがたい現実が、既に頭の中で認識され始めていた。
「見て。先生、いっぱい出すから溢れてきちゃったよ。」
少女はスカートの中に手を差し込み、それを小川の眼の前に差し出した。少女の細い指には、白濁の液体がねっとりと絡みついて生臭い匂いを発している。
手のひら越しに見える、いたずらに笑う少女の顔を小川は知っていた。
担任しているクラスの、柳本里奈。
そうだ。ここは、進路指導室じゃないか。彼女の進路の相談をしていて、それで…。
小川の頭は次第にはっきりと、記憶をとり戻していく。
「どうしたの?先生。パンツくらい履いたら?」
「あ、ああ…」
里奈の声に、未だ下半身を晒していた自分に気付き、慌ててスラックスを履いた。
冷たい床に座り込んだまま一息つき、とにかく、収まらない早い鼓動を落ち着けようと努めた。
「まさか小川先生に学校で犯されるなんて、ちょっと信じられないな。…ふふ。大人しい大学出の真面目ちゃんだと思ってたのに。」
里奈がパンティーを履きながら独り言の様に言う。まるで、小川の困惑を見抜き、さらに陥れるかのように。
『僕が、生徒を犯した。』
小川は一人心の中で何度もつぶやき、今にも泣きだしてしまいかねないほど顔を歪めていた。実際、何があったのか、どうしても思い起こすことは出来なかった。それでも、射精した後のその感触がすべてを物語り、小川に逃げ道はないのだ。
「先生。そんな困らないでよ。あたし、訴えたりしないから。その代わり、これからも仲良くしようね。」
里奈は整った幼い顔を、勝ち誇った厭らしい笑みで歪め、小川の耳元に囁いた。まるで、世界を統べる支配者かの様に。

「仲良くってどうしたら…」
小川は弱々しく里奈を見上げた。
「そうね…」
里奈はパイプ椅子に座り腕組し、考えこんでみせる。
「私のあそこ、綺麗にしてよ。」
戸惑う小川の前で容赦なく里奈の両足が大きく開かれた。
小川には、拒否することは出来ない。この一人の少女に自分の一生を握られているのだ。観念してパンティーを引きずり降ろすと、精子と愛液にぐっしょりと濡れたままの性器が現れた。
ゆっくりと顔を近づけ、舌を這わせる。
苦みが口に広がり、小川の顔を歪ませたが、構わず秘芯を舌先で転がし始めた。
「あっ…ん。」
里奈の切ない吐息が漏れる。収縮していた小川のペニスは再び膨張し、スラックスの前を張らせた。
「もっと…強く。」
言われるままに小さな突起の薄皮の中身を強く吸い上げる。里奈の体からは愛液が際限無く溢れ出し、パイプ椅子の薄いクッションにまで垂れ落ちた。小川はまるで吸い込まれる様に、一心不乱に食いつき、愛撫を続ける。聖職者の立場など忘れ、もはや里奈の肉体の奴隷と成り果てた若い教師の姿がそこにあった。


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