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由美と玲於奈さん
【同性愛♀ 官能小説】

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8-1

「先生来たよ!」

鎌田先生が駆け込んでくる。

「陸上部の如月さんです。
脱水による熱中症だと思います。今日は蒸すのに、全然水分を取ってなかったから」
「倒れたときに頭をぶつけてない?」
「頭は打ってません。座り込んでくずおれたから。
私、ずっと見てましたから!」

鎌田先生は、手早く玲於奈さんのバイタルチェックをする。
玲於奈さんは自動的にOS-1をすすってる。

「救急車を呼ぶ程ではなさそうだから、点滴をして少し様子を見ましょう。
キチンと処置をしてくれたから、直ぐに回復するでしょう」

鎌田先生は棚から点滴を取り出して準備を始める。

「さぁさ。落ち着かせたいから、みんなは出て行ってちょうだい。
後は私が面倒見るから。
それと、如月さんの制服と荷物を持って来て。ジャージもあるといいわね」

女陸の部員に指示を出して、私たちは外に出された。

玲於奈さんは、
点滴をしたら立てるようになって、家の人の迎えの車で帰っていった。


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