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満里子
【フェチ/マニア 官能小説】

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満里子-20

 「私を信頼してないの?」
 「信頼してるよ、飲んでない時は。しかし酔えば人間何をするか分からない」
 「信頼してないんじゃない」
 「まあいいから、貞操帯とオムツをしてごらん。なかなかいいもんだよ」
 「そんなら優ちゃんがいつもしてればいいじゃない」
 「いや、だから下着は共通にするという約束だったじゃないか」
 「そんなこと言ってない」
 「ほう。すると僕はこれから普通のブリーフを穿いていいんだな。早速買わないといけないな」
 「駄目」
 「今言ったじゃないか」
 「どうしても私にオムツをさせたいの?」
 「それと貞操帯ね。二つでワンセットさ」
 「呆れた」
 「呆れた? 僕に穿かせる時は当たり前の顔してた癖に」
 「どっちにしても駄目。私のファッション・センスは知ってるでしょ? 下着が透けて見えたり覗けて見えたりするのは我慢出来るけど、下着の線が浮いて出るっていうのは我慢できないの」
 「それじゃ線が出ないような奴ならいいんだな」
 「ええ。そういうのならいいわ」
 「よし」
 「そんな貞操帯なんて無いもん」
 「まあ、貞操帯の代わりになるような物ならあるだろう」
 「そんな物があればいいわよ。穿いて上げるわ」
 「ふふん。忘れるなよ」

 優輝は早速大人の玩具屋に行って適当な物を買ってきたが、満里子が友達と飲みに行くと言い出すまで秘密にしていた。そして満里子がそう言い出した時
 「それじゃ其処に横になりなさい」
 と言った。

 「何で?」
 「毛を剃るんだ」
 「あっ、仕返ししようって言うんだ」
 「そうさ」
 「いいわ、毛を剃るくらいなら」
 「ツルツルになっていい眺めだな。それから次は貞操帯だ」
 「線が出るのは駄目だって言ったでしょ?」
 「線は出ない。普通の下着より余程小さくて薄いんだ」
 「どれ? 見せて?」
 「いいから寝てなさい。脚を拡げて」
 「オムツ?」
 「違うさ」
 「ギャー」
 「そんなに大きな声を出すなよ」
 「何やってるの?」
 「それで、次はこうやって糊で付ける。Tバックよりも線が出ない。タイツみたいな服だって線は出ないよ」
 それは細長い小さな3角形のゴムだった。優輝が以前腹巻きと間違えたことがあるゴムの服よりももっとずっと薄いゴムである。3角形の下の端に魚釣りに使う錘のような形の物が付いていて、それを満里子の肛門に入れたのである。それで満里子はギャーと叫んだ。肛門というのは締まりがよいから膣と違って入れた物が自然に抜け落ちたりはしない。紡錘形の物を肛門に入れて薄いゴムを引っ張りながら性器を覆い、上端を糊で留める。言ってみればゴムで出来たバタフライである。それも糸や紐は付いていないから貼りバタと言う奴である。普通の貼りバタは周囲を全部糊付けする。そうでないとヒラヒラして性器が隠れない。しかしこのバタフライは上端だけ糊付けして、下端は紡錘形の物を肛門に入れて止めている。


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