香の悲劇!!〜改変された霧島家の常識〜-1
「さてと・・・そろそろ実行しますかな・・・」
俺は力を使った。
・霧島香は家に入り込んだ途端、催眠支配から一瞬だけ解き放たれる。
・催眠支配から解き放たれた香は目の前の起こっている事に驚愕し、ショックを受ける。
・催眠支配の解けた香には、俺の姿は見えない・・・。
・また、一番先に母を心配し助けようとするが、お見合い手の男の精子を浴びせられた瞬間に、催眠状態となり『この度は家族の常識を改変していただき、ありがとうございます。』と言って、支配された喜びを俺の目の前で口にして改めて奴隷になった事を誓う。
さぁ、準備は整った。
「ただ今〜!!って、えぇ〜!!!」
香が帰ってきた。
俺は目の前で驚愕する香の姿に快感を覚えてしまった。
たまらない、最高の恐怖の表情だ。
「壱光さん、こんな場所で何を・・・」
香がお見合い相手である男に問いかけるも何も返事はなく、シコり続けている。
「香さん、僕よりも心配する事、あるんじゃないですか〜?」
婚約者である男が香に向かってそうしゃべると、香は言われるがまま部屋の奥の方へと入り込んでいく。
「きゃ〜〜っ!!」
突然、悲鳴が聞こえた。
香の母である恵美子が全裸姿で壁に固定され、そのまま意識を失って眠っているのだ。
どんなに香が呼び起こそうとしても、起きる事はない。
やがて、壱光と言う名のお見合い相手の男が近づき・・・。
香の顔に向かって精子をかけるようにするも・・・。
「こ・・・、こんな酷い事するのはきっとアイツね!!アイツしかいないわ!!」
さすが頭のいい部長さん。
お見通しでしたか。
「それでなかったらおかしいもの。何で私があんなヤツの奴隷に何て・・・!!」
次のひとことを言おうとした瞬間だった。
香のお見合い相手であるハズの壱光から、大量の精子が顔一面にぶっかけられた。
「・・・・・・・・・」
「くっくっく・・・(笑)どうだい?素敵なショーだっただろう?」
「くっ・・・。何で・・・、こんなに・・・!!」
必死に抵抗をしようとする香の姿に笑いを隠しきれない。
「抵抗しようとしても残念、前を見てごらん!!」
香が頭をあげる。
そこには先ほどと違う人物が立っていた。
「はっ・・・。これは、ご主人様・・・!!」
「挨拶はいいけど、その綺麗な顔が台無しだよ!!」
「母が余計な事をしてくれたおかげで、ご主人様にとんだご迷惑をかけてしまいました・・・」
「それはいいんだけどさ、俺とお母さん紹介の男性の人、どっちを選ぶの?」
「それはもぅ、ご主人様です!!ご主人様以外、考えられません」
「じゃあ、分かったよ」
そう言って俺はイキ果てているお見合い相手の男に力を使って無理やりお越し・・・。
「香さん、先ほどは失礼しました!ご主人様の前で大変無礼な行為をしてしまい・・・」
「言わなくていいわ。ここはご主人様以外、男性の方は入っちゃいけない事になってるの!!だから、早く帰ってちょうだい!!」
香はお見合い相手である男に帰路を言い渡した。
支配される前までは、お見合い相手ってどんな人だろうと楽しみにしていたハズであろう。
「分かりました。今後はご主人様の事もあろうかと思いますので、霧島家の皆さんとの関係を、一切断ち切らせてもらいます。大変申し訳ありませんでした!!」
そう言って男は深々と頭を下げて、霧島家を後にした。
もぅ、恵美子さんの芝居も終わりだな。