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誓いのペンダント
【兄妹相姦 官能小説】

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誓いのペンダント-33

「ねえねえ、お兄ちゃん。私が背中流してあげる」
「え、ええ!?」
 昔話で、すっかり今の異常な事態を忘れていたが、唯の一言で我に返った。
「い、いいよ。もう、体洗ったし」
「いいじゃない。昔のお礼よ」
 唯が腕を組んできた。浩之の腕に、唯の胸があたる。心臓が高鳴った。
「いや、それはまずいよ」
「むーーー。じゃ、お兄ちゃんとお風呂に入ったって、言い触らそうかなー」
「お、おい! 問題になるだろう。そんなこと」
「ふふ、お背中流してあげるわね!」
 唯は笑いながら浩之の腕をとった。
「さあ、座って」
 浩之はため息をつくと、唯に言われるがままに腰を降ろした。
「わあ、男の人の背中って大きいね」
「うわっ」
 唯が、ボディソ−プを浩之の背中に塗り始めた。そのこそばゆい感覚に、思わず声を出してしまう。
「ふふ、きれいきれいにしましょうねー」
「うわっ。ゆ、唯、こそばゆいぞ」
「もう、せっかく心込めてんのに。これなどう?」
「お、おい。胸が」
「胸がどうしたの?」
 唯が胸を擦り付けてきた。乳首が固くしこっているのがはっきりわかる。
 唯の胸は柔らかかった。これが女の子の胸なのか、そう思うと、下半身に血液が集まってくる。
「くっ・・・」
 唯の手が前の方に伸びてきた。浩之の胸や脇にボディソ−プを塗る。
「おい・・・」
 唯が、浩之の乳首に触り始めた。その微妙な感覚に、浩之は戸惑う。
「お兄ちゃんの乳首も大きくなってきたよ」
「くっ・・・おい、いいかげんに・・・」
「うふふふ」
 唯の手が下に降りてきた。
 鳩尾から、脇腹、おへそ。そして、さらに下に降りてくる。
「わあっ、お兄ちゃん、大きくなってるよ」
 浩之は完全に勃起していた。
「うれしい・・・」
 唯が浩之のペニスを優しく掴んだ。
「やめろっ、唯!」
 浩之は唯の腕を強く掴んだ。
「唯、おまえは・・・」
 俺をもてあそんでるだけではないのか、そう言おうとした。
 あの雨の時、浩之を罵って笑ったように、今も浩之のことを笑っているのではないか。どうしても、そう思ってしまう。
「お兄ちゃん・・・・・・おねがい」
 唯の声は静かだった。
「お兄ちゃん。私のこと避けてるでしょ。なんとなくわかるの」
 浩之は答えなかった。
「しかたないよね。私、お兄ちゃんに酷いことしたから。許してもらえるわけないよね。でも、私、お兄ちゃんのこと好きだから。お兄ちゃんのこと、いっぱい、いっぱい好きだから。だから・・・」
「唯・・・もういいよ。すまなかった。俺はバカな男だ。小さなことにとらわれて、おまえを許すことが出来なかった・・・許してくれ」
「そんな、許してくれだなんて。悪いのは私。でも、お兄ちゃんに色々変なことしちゃったのは、お兄ちゃんのことが好きだったからなの。お兄ちゃんとケンカしたとき、私、許せなかった。お兄ちゃんのこと忘れようと思った。でも、最初はよかったけど、だんだんお兄ちゃんの顔が浮かんでくるの。だから、お兄ちゃんを困らせようと思った。そうすれば、振り向いてくれると思った」
 それは、なんとなく思っていた。だが、白木に抱かれている事実を、浩之は受け入れることが出来なかった。
「こんなことするの、おかしいよね。でも、私、これぐらいしか出来ないから。それに、お兄ちゃん、私とエッチしたかったって言ったよね」
「ああ・・・」
「私もそうだよ」
「唯・・・」
「ねえ、お兄ちゃん。私も洗って」
「うわっ、ちょっと」
 唯は立ち上がると、強引に浩之の前に座った。唯の背中は滑らかで、綺麗だった。
「ねえ、はやく」
「あ、ああ」
 浩之はボディソープを手につけると、唯の背中に触れる。


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