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誓いのペンダント
【兄妹相姦 官能小説】

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誓いのペンダント-1

「お兄ちゃん、好きにしていいのよ」
「ば、ばか。なにしてんだよ」
 唯が全裸で迫ってくる。白く滑らかな肌。ほんのり赤くそまった頬。視線を下げると、大きな二つのふくらみが見える。そのふくらみに、浩之の目は釘付けになる。
「いやだ。お兄ちゃん、そんなとこ見ないで。恥ずかしいわ・・・」
 落ち着け、浩之は自分に言い聞かせる。唯は妹なのだ。それに、自分は唯を守と誓ったではないか。
「お兄ちゃん。ずっと好きだったの。一つになりましょう」
「やめろ。唯、こんなことは、こんなことはしてはいけない!」
 浩之はあの時、唯を守ると誓った。そう、どんなことがあっても。
「やめろーーー!!」
 浩之は力の限り叫んだ。

「お兄ちゃん、起きてよ」
「うわっ!」
 目の前に唯がいる。もちろん、裸ではない。
「大丈夫。ウンウン、うなされてたけど」
「唯!俺の部屋には入ってくるなと言ってるだろうがっ!」
「ご、ごめんなさい・・・」
 浩之は軽く舌打ちをした。唯にではない。自分にだ。
「すまない、大声を出したりして。もう、起きたから」
「うん・・・」
 唯はつっ立ったままだ。
「唯、もういいから、先に行っててくれよ」
「・・・うん、分かった」
 唯がうなずいた。出ていこうとする。
「すまなかったな」
「・・・いいよ。私こそごめんなさい」
 唯が微笑む。その微笑みはどこか悲しそうで、浩之は目を逸らした。
 朝食をとって、学校に行く。学校には余程のことがない限り、唯と一緒に行った。
 唯は浩之の一つ下で義理の妹。唯と歩いていると、道行く人が唯に視線を注ぐのが分かる。滅多にいない美人だからだ。唯の母もきれいだ。そして、若い。父のような不細工な男が、どうして義母のような美人と結婚できたのか。浩之には不思議でならない。
「だいぶ涼しくなってきたね」
「そうだな」
 うんざりするような暑さが、このところましになってきた。最近は、肌寒いくらいだ。
「お兄ちゃん、残念でしょ。女の子が厚着になっていくから」
「唯くん。君は何か、私を誤解しているようですな」
「うふふふ」
 唯が屈託なく笑う。そんな笑顔を見て、浩之は目を細めた。
 唯は、胸に付けたペンダントをいじっている。唯の癖だ。唯はいつもそのペンダントを身に付けていた。それを見る度に、浩之はあのことを思い出す。
 唯はいい子だ。明るく、優しい。これでも、最初出会ったころは、まともに話をしてくれなかった。義母の後ろに隠れている唯。いつも下を向いている唯。そんな唯を、浩之はうざったく思った。
 軽い気持ちだった。ちょっと意地悪してやろう。浩之は友達と一緒に唯を連れ出した。肝試し。近くにある廃虚の病院は、心霊スポットとして有名だった。
「お兄ちゃん恐いよ」
 唯はひどくこわがり、行くのをためらった。唯が行かないと浩之達の計画は意味がないので、なんとかしなければならない。
「ほら、これを持っておけ。お守りだ」
「いいの? これ、お兄ちゃんの宝物じゃないの?」
 そんな大層なものではない。浩之が図工の時間に遊びで作ったペンダント。浩之は手先が無器用なので不細工な物に仕上がったが、妙な味があるのでそのままお守りとして使っていた。何となく悪霊を払ってくれそうな雰囲気だったからだ。
「これを握って念じるんだ。そしたら、どんなとこにいたって、俺が助けに来てやるよ。唯は俺が守ってやる」
「本当! 絶対だよ!」
 無邪気に喜んでいる唯を見て、浩之は嗤[わら]った。
 空が赤く染まった夕暮れ時、浩之達は病院の中に入った。薄暗い病院の中、恐がりながらも探索する。霊安室と言われるところに来た。そこで、友達が何か見たと言う。幽霊。みんな逃げ出した。
 本当に出たわけではない。唯を恐がらせるためにわざと言ったことだ。浩之が計画した。単純な遊びで、深く考えたわけではない。それでも、やった後、みんなで笑った。


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