とある温泉旅館で…1-1
とある温泉旅館で…1
私の名は ワジマ テルオ 39歳
趣味は温泉巡りである。
この歳になっても独り身を満喫している
今日は自宅から電車で2時間程の比較的近い
温泉ホテルへ宿泊に来た。
近いせいもあってか季節の変わり目によく来る
温泉ホテルではあった。
平日ではあったが時期が春休みとあって
子供達がいつもより多い
しかしこの期間しか私も時間が作れなかったので
可能な限り温泉を楽しもうと考えた。
夕方4時頃にホテルに到着して
早速チェックインして部屋で一息つく、
そして私は大浴場へ向かう
そこにはすでに大人や子供を合わせて20人位が
大浴場の湯船や併設されてる露天風呂…サウナ…
ミストシャワーなどなど想い想いに温泉を
楽しんでいた。
その中の1人の子供…といっても小学生の高学年か
中学生くらい…身長が160センチ後半くらいの
見た目は少年が、大浴場を所狭しと騒いでいる。
お父さんらしい人はコラコラとは言うものの
本気には注意をしていない。
このお父さん、歳も30代の中頃にも見えて顔も
あまり子供とは似ていない。
義理の父さんか母さんの彼氏ってとこだろう
そんな事を想像するのも楽しいもんだ。
ただお風呂でうるさいのは困るけど…