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反転
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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余韻で悶える妻-1

帰宅は21時を回った頃だった。妻は食事を先に済ませており、私の分を温め直してくれた。妻を騙していることではなく、妻と食事を共にしなかったことに罪悪感があった。
「螢子、疲れてる?」
「うん、ちょっとね。平日の昼間なのにお客さん多くて」
「大変だったんだ」
「アキも珍しいね。急に用事ができて帰りが遅れるなんて」
「トラブルってわけじゃないんだけどね…これからちょっとこういうことが増えてくるかもしれない」
妻が用意してくれた食事を食べながら、今後も妻の動向を見守る為の言い訳をしてしまった。
テレビに目を向けると、エステティックサロンのCMに例の女社長が出ている。本当に年齢を感じさせない美しさだ。20代と言われても疑わないだろう。この女は今ごろハジメ君に手錠をかけられ、体の自由を奪われて焦らされながら泣いているのだろうか。いずれは妻も…。
妻が凌辱されて悶える姿を想像すると、股間に一気に血液が集中していった。2回も出したのにこの性欲は珍しい。興奮の度合いが凄まじいのだろう。私が食べ終わった食器を洗う後ろ姿を見るうちに、お預けを食らった妻を犯したいという気持ちを押さえられなくなった。
「螢子、お風呂はもう入った?」
「うん、ごめんね。1人だったからシャワーで済ませたよ」
「そうか…」
シャワーで済ませた、ということは、ハジメ君に焦らされた体をシャワーで刺激しながら自慰行為に耽ったということだろうか。
「どうして?アキも一緒に入りたかった?」
振り向こうとした妻を、後ろから強めに抱き締めた。股間の膨らみが当たったのだろう。一瞬沈黙が流れた。
「なぁに?ハジメ君来なかったよ?」
また嘘だ。耳が少し熱を持ったように赤くなっている。少しこちらを向いた表情が上気している。
サマーニットを捲り、ブラをずらして乳首をつまんだ。既に硬く尖っており、つまんだと同時に妻の腰が砕けた。以前は乳首は感じなかったのに。
「んっもう…何よぉ…ドMのくせに…アキのきせにこんなに積極的に…んっ…洗い物終わってからじゃダメ?」
「ダメだよ」
スカートを床に落とすと、黒いTバック…と、お尻にキスマーク。そのままショーツを下ろすと、裏側は粘液が固まった痕跡があった。
「アナルがヒクヒクしてる」
「そこ汚いから…」
「でも螢…杏奈様は責めてくれるよ」
「本当は汚いんだって…」
「シャワー浴びたんでしょ?」
「そうだけど、でもっ…いや…馬鹿…んんっ…アキ嫌い…」
無言でアナルを舐めた。舌が這う度に肛門括約筋に力が入り、腰が微弱だが痙攣する。ハジメ君に焦らされた余韻で感じているのは明白だ。
ワレメはさらに滑りを帯び、一筋の愛液が糸を引いて落ちた。そのワレメの先、包皮からわずかに顔を出した芽をそっと撫でると、妻の膝が震え、その場で崩れ落ちるように倒れた。
妻から離れ、立ち上がって服を脱ぎ、裸になった。仰向けに倒れ、瞳を潤ませた妻は美しくも卑猥だ。冬の日の子供のように頬も赤い。
「ん…」
妻は両手を開いて突き出した。
「抱っこして…ソファーでもベッドでもいいから連れていって」
精一杯甘えてくれた妻を踏みにじりたくなり、前に出した両手首を掴んで床に押し付け、その場で挿入し、乱暴に腰を打ち付けた。
「んあぁっ!アキぃ!待って…待っあぁっ!あっ!あっ!ああっ!」
嫌がる様子はない。押さえつけられた手は抵抗しないし、足が私の腰に絡み付いてくる。妻がサディストなのが嘘のような変わりようだ。
「いきそう…私ぃ…アキのチンチンでもいきそう!」
誰のものと比べてるんだか。嫉妬で興奮するとさらに膨張し、妻を悦ばせる。
「んぁああっ!いっ……………いくっ!いっいくっ!いっ…あああぁっ!」
妻のオーガズムに合わせ、私も妻の中で果てた。3回目にしては量が出たかもしれないが、これではきっと授からないだろう。お互い果てた後も、抜かずに見つめ合ったままだった。
「こんな乱暴なことするんだ…」
「ごめんなさい…」
「なんかアキじゃないみたいだった」
「僕も、何だか螢子じゃなかったみたいだって思ったよ」
妻の眉間に皺が寄った。
「じゃあ何?私以外の女とやってるって想像しながらしてたの?ひどい…」
「いや、そういうわけじゃ…」
「浮気男…妄想変態粗チン浮気マゾ男」
ひどい言われようだ。一旦妻をベッドへ移し、そこでフォローしながら謝罪しようかと考えていると、首に手を回して私を引き寄せ、二の腕に噛みついてきた。
「痛っ!結構な力で噛んだよね?」
誰が見ても人の歯形と分かるほどくっきりと残った。数日は消えないかもしれない。軽く内出血も起こしている。
「マーキングだよ。アキが浮気しないように、しても他の女のものだって分かるようにつけたんだよ」
拗ねたような表情を見せる妻を愛しく思ったが、ぺニスはもう反応しなかった。

私以外の男からお尻にマーキングされていることすら知らない妻が、今後も私のことをここまで思い続けてくれるだろうか。それともどこかで巨根に堕ち、私と別れを告げる日が来るだろうか。やりかけの洗い物をしながら考えた。
「私乱暴に犯されて、逝かされたけど傷ついた。もう洗い物できないからお願いね」
その一言で洗い物を私がしているわけだ。おかしいよね。夫婦のコミュニケーションだし、愛情表現だし、僕も君も楽しんだよね。当たり前のように洗う僕もあれだけど。君がSで僕がMだからってそれは関係ないよね。僕が悪かったのかな。でも君だって乗ってたよね。そもそもそれと洗い物とは関係ないんじゃないかな。心の中で問答は続いたが、これは言葉に出してはいけないやつだと判断し、沈黙を貫いた。
リビングでコーヒーを飲みながらバラエティーを見て笑っている妻を温かく見守りながら、私は洗い物を終えた。


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