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107番が見た夢〜レナ〜
【ロリ 官能小説】

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1.-7

 出来ることならば後二日まるまる延長したい所だが、C-インには連続で同じクローン女を買えないと言うルールがある、クローンの安全を確保する……以前、無茶しすぎてクローン女を死なせてしまい、時間延長でそれを誤魔化そうとした客がいたのだ。
 そして、クローン女が特定の客に過度に入れ上げるのを防ぐと言う意味合いもあるのだろう。
 後ろ髪を引かれる思いで俺は身支度を始めた。
「またくるよ、まっすぐこの部屋に来るけど、良いかな?」
「はい!」
 翳っていた107番の顔に灯りがさしたかのようだ。
「俺は幸男、君は?」
「107番……」
 迂闊な言葉だった、クローンに名前などない。
「それは呼びにくいな……う〜ん……レナはどう? 107の0と7でレナ」
「レナ……私の……名前…………はい! 素敵な名前です」
「じゃあ、レナ、必ずまた来るよ」
「待ってます」
 
 俺は最後にレナとキスをして部屋を出た。
 
 フロントで支払いをしている時、ふと思った。
 これがレナを抱いた代金ではなく、レナとディナーを共にした代金だったらどんなに良いか……。
 もう俺の頭の中はレナの事で一杯だった。


▽    ▽    ▽    ▽    ▽    ▽    ▽

「レナ、また来たよ」
「幸男さん!」

 俺は三日と空けずにレナの元へ通った、そして週末ともなれば一晩を一緒に過ごした。
 その代金は給料では賄いきれずに、結婚資金にと積み立てていた貯金を崩すことになったが、レナとの時間は金には代え難かった。

 レナはいつも満面の笑みを浮かべて俺を迎えてくれる、そして俺達は時間が許す限り肌を重ね合い、快楽を貪った。

 時々はレナの部屋、107号室のドアが閉まっている事もある、そんな時はフロントでレナが空く時間を尋ねて出直した。
 C-イン側ではそれを快く思わない事は知っていた。
 クローンの女とリアルの男があまり深い仲になって欲しくはないのだ、クローンに無用な知恵がつく恐れがある。
 だが、俺はそうしないではいられなかった。

 そして、レナの身体が空くのを待って部屋に入る時、俺もレナも少し気まずい思いをする。
 それまで別の男に抱かれていた事は明らかだからだ。
 そんな時、俺はいつもより激しい劣情に駆られるのだ。

「レナ、レナ、レナ……」
「幸男さん、幸男さん、幸男さん……」
 俺は激しくレナを求め、レナもそれを全身で受け止めて、俺に全てを委ねてくれる。
「あああっ……ああっ……」
「レナ、お前の身体から前の男の痕跡を消してやる、俺のレナ、俺だけのレナ、レナが身体に刻んで良いのは俺の痕跡だけだ」
「消して、忘れさせて、幸男さんだけのレナにして……」

 レナとこの話をしたことはないが、通常C-インでは8歳位から店に出すそうだ、8歳ではまだ通常のセックスは無理だが、アナルでならば男を受け入れられる、当然8歳の子に手を出すのはロリコンに限られる、ロリコンの間ではそれは当然のマナーとして受け入れられ、無理やり性器に挿入されるような事はまずないらしい。
 そして前も解禁となるのは、よほど身体が小さいなどの理由がない限り10歳の誕生日からだと言う。
 もうすぐ12歳になるレナ……アナルセックス歴は4年、ヴァギナでも2年客を取っていることになる、今までに一体何人の男がレナの身体の上を通り過ぎたのだろうか……それを考えると、レナの全ての穴を征服し、蹂躙し尽くしてもレナの全てを自分のものにしたと言う実感はわかない。
 
「レナ……愛してる、俺だけのものにしたい」
「私も幸男さんだけのものになりたいのに……」

 しかし、それは叶わぬこととわかっている。
 もしできるのなら、どんな代償を払ってでもレナを買い取りたいと思う、しかし、C-インから離れればレナの心臓は止まってしまう、それは今の医学をもってしても回避できないのだ。
 それがわかっているだけに、この部屋で、107号室で、俺とレナは互いの身体を貪るようにして愛し合う。
 レナは生まれてこの方、この部屋しか知らない、ここで男に抱かれるためだけに生まれて来たのだ。
 そして、セックスが愛の行為であることを知ったのはごく最近の事なのだ。
 
 レナは俺を愛してくれている、だが、それを表す術はセックスしか知らない。
 ここから一歩も出られない以上、俺達は抱き合い、お互いの身体を貪りあう以外に愛し合う術を持たないのだ。


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