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電脳少年の宅配
【鬼畜 官能小説】

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電脳少年の宅配-2


「はじめまして……ボクはキラと言います。………趙さんに、ここに、来るようにって。あの………ボクで間違いないと思います。ボク、男の子ですから」

電柱と筋肉男は目を丸くしてキラの全身を舐めるように上から下まで見つめる。
一流の美容院で施されたとしか思えないアッシュブリーチの適度に乱れた髪。三日月型の眉の下に不思議な色合いの瞳を持つ零れ落ちそうな大きな目。白磁のような頬。その鼻筋はまるで作り物のように整い、桜の花びらを思わせる小さな唇は艶やかで、どことなく色っぽい。
首筋は折れそうなほど華奢。腕も身体も薄く筋肉が浮かんでいるから、確かに少年と言われればその通りなのだが。
とりわけ目を引くのはその美脚。どんなモデル級の美女であれこんな美しい生足を持つ事はない。幼児でもない、大人でもない、10歳すこしの少年だけが持ち得る性別を超えた美しさに四人ともとも驚きを隠せなかった。

眼鏡の小男は複雑なケーブルを操りながらビデオカメラを角度・高さを自由自在に変えられるムービング・スタンドに接続し、セッティングを始める。「なんか、いい絵が撮れそう」
ニキビ男はその出来物だらけの醜い腹をまるで全力疾走した直後のように上下させ、股間に伸ばした手を激しく動かす。その陰茎はもはや汚いトランクスから飛び出し、蛍光灯の光を受けて先端が先走りで光っている。
それは信じられない程伸び、もはや臍を超えてみぞおちにまで達する勢い。太さも缶ビールを超え、ビクビクと脈打ち、浮き出した血管は邪悪な淫具を超える。

そのとんでもない巨根を見たキラは、口の中に溢れ出した唾液を飲み込む。
キラの飼い主ほどじゃないけど、これなら。しかも、合計四本の肉棒。しかも、その全部が飢えきったケモノ。
キラの体内から邪悪な淫魔が全身を疼かせる。
この全員を満足させ、その狂態をデータにしてしまえば。

ご褒美が貰える。

ここのところお預けになっている、真っ赤に焼けた鉄のような、凶悪な真珠入りの「魔羅」で内臓をまるごと犯して貰える。
しかも、大好きなイケナイお薬もたくさん。そして薬でイッている身体を思いっきり虐めて貰える。どんな酷い、想像もつかない責め苦が待っているのか。それを考えるとキラの陰茎から淫らな液が蕩々と流れ出した。

「あー、映っているよバッチリ。わざとらしい照明はかえって臨場感を減らすからねえ。それにこいつなら暗くたって皺のひとつひとつだって残さず拾えるから」

それが映画の「カチンコ」。映像の始まりだとキラは理解する。

この男たちを誘惑するの。小学生の男の子の輪姦を熱望するくらいに。
ボクが欲しいって、言わせて見せなくちゃいけないの。
でも、ボクは綺麗だし。美味しそうだよね?
ボクがボクを見せれば、きっと犯罪だってする。だから。挑発して、誘って、欲しがって、晒して、ボクが発情した雌犬だって判らせなくちゃ。

キラの身体に眠る凶悪な性獣が目覚め、無垢であどけない小学生男児の仮面を脱ぎ捨てた。


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