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妙子2
【その他 官能小説】

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妙子2-27

 「ちょっと寿司屋に行く前にあそこに寄ろう」
 「何買うの? あそこ深夜営業だから高いよ」
 「そんなこと気にすんな。俺が金払うんだ」
 「そうだけど何買うの?」
 「下着だ」
 「私の?」
 「俺の下着をこんな所で買うか。俺のだったら安売りスーパーでまとめて買うんだ」
 「私のもそれでいいよ」
 「女は安物の下着を穿いたりしてはいかん」
 「どうして?」
 「安物ではチンポが立たない」
 「下着で立つの? 中身で立つんじゃないの?」
 「それは究極的にはそうなんだが、買ってやると言ってるんだからゴチャゴチャ言うな」
 「それじゃ可愛いのを買って欲しいな」
 「当たり前だ。金を払って買うのに憎らしい下着なんか買うか」
 「これは?」
 「そういう子供が穿くような奴を憎らしい下着と言うんだ」
 「それじゃ、どんなのが可愛いの?」
 「これなんかどうだ?」
 「それ?」
 「厭か?」
 「いいけど、そんなの何時穿くの?」
 「今穿くに決まってんだろ。その為に買ってやるんだ」
 「その上にガードル穿いてもいいの?」
 「ガードルは脱ぐんだ」
 「でも、この服ボディコンだからガードル穿いてないとお尻が大きくなっちゃって格好悪いと思うけど」
 「そうか。まあ格好も大事だが、手触りも大事だからな」
 「触るの?」
 「折角そんなミニを着てるんだ。触らないでどうする」
 「人に見られないように触ってね」
 「当たり前だ。俺はそんな破廉恥じゃない」
 「それならいいけど」
 「ちょっと待て。もっと変わった奴を見つけたぞ」
 「どれ?」
 「これだ」
 「うーん」
 「厭なのか? お前折角俺が買ってやろうと言うのにケチばっか付けるんだな」
 「そんなことないよ。研が好きで選んでくれたんなら私は何でもいいよ」
 「そうか。可愛いこと言うな。可愛いことを言ってくれるから特別可愛い下着を選んでやった」
 「それって可愛い?」
 「可愛いじゃないか」
 「それって何か変わってるね」
 「触れば分かる」
 「ゴムじゃない?」
 「そうだ。ゴムだ」
 「オシメカバー?」
 「馬鹿。Tバックのオシメカバーなんてあるか」
 「生理用かしら」
 「そうじゃない。これはお洒落な下着なんだ」
 「そう?」
 「だって穿いてみろ。ピッタリ密着して透けて見えるぞ」
 「厭らしく見えないかしら」
 「だからこれにするんだ。3つあるから3つとも買ってやろう」
 「え? 折角買ってくれるんだったら、そんなのばっかにしないで」
 「何で?」
 「だって普通の奴も買って欲しいから」
 「お前、俺が好きで選んだ物なら何でもいいと今言ったんじゃなかったのか?」
 「うーん。それじゃそれでもいい」
 「よし。寿司喰いに行くか」
 「うちに帰ってから穿き替えればいいの?」
 「いや。寿司屋のトイレで穿き替えろ」
 「それでお寿司食べながら触るの?」
 「お前、俺に触られたくないのか?」
 「触られたい」
 「それならそんな厭そうな言い方するんじゃない」
 「でも、触るのは帰ってからにして欲しいと思って」
 「お前のうちに?」
 「うん。又一緒に住んでくれるんでしょ?」
 「ん? そこまで考えてなかったな」
 「一緒に住もうよ。今も事務所に寝てるんでしょ?」
 「ああ」
 「肩凝りが酷くなるよ」
 「そうだな」
 「それに一緒に寝れば又おっぱい咥えながら寝られるよ」
 「お前考えたな」
 「何が?」
 「俺のウィーク・ポイント突いて来るじゃないか」
 「ウィーク・ポイントなの? おっぱい咥えてる時の研は可愛いからそうして欲しいと思っただけだよ」
 「そうか。そこまで言うなら可愛いくなってやるか」
 「それじゃ穿き替えて来るから注文しといて」
 「何喰いたいんだ?」
 「何でもいい」
 「それじゃ俺と一緒の注文しとくぞ」
 「うん。それでいい」



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