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夢と現実のはざまで
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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夢と現実のはざまで-2




「ぶごおぉー……ぐごおぉー……」
 リビングでは、哲志が大の字に転がっている。
「寝ちゃいましたか?」
「ええ、ぐっすり。この人、こうなったらもう何があっても起きないから……」
 哲志に毛布をかけながら、晶葉がちらりと質問の主を見やった。
「そうですか。では……」
 その目線に呼応するようにゆらりと立ち上がると、覚は音もなく晶葉に身体を寄せる。
「解禁と、いくか」
「……うん」
 二人の口調が、突然変わった。
 いや、声だけでない。
 目つきや態度から全体の雰囲気に至るまで、これまでとは全く別人のような親密さが両者の間に醸し出される。
「ふん」
 覚が荒っぽく晶葉のあごをつかみ、唇を奪った。
「ん……」
 突然の口づけにも晶葉は動じなかった。それどころか、積極的に舌を伸ばして覚の口へねじ込み、唾液の交換を始める。
「ふっ」
 覚が晶葉のセーターに両手を潜り込ませた。
「んっ、んんっ」
 乳房をむにむにとこね回され、晶葉の口から鼻にかかったような吐息が漏れる。
「ふんっ」
 覚の左手が、晶葉の下半身へと伸びた。
 器用にベルトを外すと、腿のあたりまでずるりとジーンズを下げる。
「ふふ」
 あらわになった白いレースのパンティーにちらりと目線を落とすと、覚は勢いづいたように指を下着の奥へ滑り込ませた。
 薄っぺらな布一枚で隠された晶葉の秘部を、五匹の芋虫がもぞもぞといやらしく這い回る。
「ん……んっ……」
 くすぐったそうに身体をよじらせながら、晶葉が息継ぎをするように口を離した。
「よっと」
 覚はその隙を突くように晶葉のセーターを脱がせると、手慣れた動作で素早くブラを外す。
「んっ!」
 たわわに膨らんだ晶葉の乳房が、熟した果実のようにぼろんとこぼれ落ちた。
 芯が抜けることもなく、しっかりとした形を保っているそのさまは魅力十分。子供を産んでいないせいか、乳首の形や乳輪の色合いも若い娘のそれと大差はない。
「もう、せっかちなんだから」
 さっぱりした雰囲気そのままの口調で諭す晶葉だが、その声に怒りの色はなかった。
 むしろその先を待ち焦がれているかのようにジーンズをぱっと脱ぎ捨て、パンティー一枚の姿をいともあっさり覚の前にさらけ出してみせる。


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