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《夏休みは始まった》
【鬼畜 官能小説】

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〈略奪の雨音〉-7

『サイテーねえ……ま、俺達がサイテーなのは自分でも認めるが、その“サイテーな奴”って俺達だけじゃないんだなあ?』

『一っ風呂浴びにいった麻衣はどうした?後を追った里奈は?いくらなんでももう帰ってなきゃオカシいぜえ?』

「……そ…んな…ッ!?」



襲われて縛られた事ですっかり忘れていたが、麻衣と里奈の今を聞かされた二人は凍りついた……威勢よく声を張り上げた奈々未の瞳には再び〈恐れ〉が生まれ、そしてそれは真夏にも言えた……。


『外は暗くなってきてる。こんな時間まで山奥に居る奴なんて、遭難者ぐらいかな?』

『さっきまでは〈声〉に注意してたんだ……意味が解るか?もう《誰も来ない》から悲鳴を塞がないんだよ』

『麻衣も里奈も真夏みたいな猿轡されて、静か〜に姦されてたんだよ。オマエらが“告白ゴッコ”してる間になあ?』

「ッ…………!!!」


二人の視界は、外の景色よりも早く暗闇に包まれた……。

誰も来ない。
助けは望めない。

この堅牢なまでの緊縛が解ける可能性はゼロだろうし、もし解かれたとしたなら、それは凌辱の限りを尽くされた後だろう……。


「ひゃあッ!?嫌あぁあッ!!」

「む…むうッ!?」


冷たい光りを放つ鋏が、奈々未の胸元に伸びて華美な装飾着を切り出した……それはブラジャーのカップとアンダーベルトを切り離す裁断であり、女体を暴く蛮行でもある……。


『真夏…オマエも奈々未のオッパイ視たいだろ?オマンコ濡らしちゃうくらいになあ〜?』

「嫌あぁああッ!?きッ…切らないでッ!!お願い見えちゃうぅッ!!」

「むあッ!?むッ…むが〜〜〜〜ッ!!」


カップだけを切り取られたブラジャーはトップレスブラへと変わり、奈々未のはっきりしないバストラインをしっかりと支えている。そのおかげで控えめな膨らみは重力にも潰れずに形を保ち、女性特有の柔らかな曲線は崩れてはいなかった。


『お〜!変態ブラジャーがしっかりオッパイを支えてやがるぜ?』

「こ、こんなの嫌だッ!!も…元に戻してッ!!も…元にいッ!!」

『バカヤロー。切り取っちまったんだから元になんか戻るかよ?』


緩やかな膨らみの尖端には、赤みの強い桃色の乳輪が張り付き、その円形の面積とバランスの取れた大きさの乳首がポコンと乗っていた。
白い肌と桃色の乳輪のコントラストはとても美しく、縁に散りばめられたポツポツとした突起物が、なんとも艶かしい雰囲気を醸し出していた。



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