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「ぬくもりを求めて」
【その他 官能小説】

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「ぬくもりを求めて」-3

「いくよ…」


入口に先があたる。
やはり大きくて、入れられた瞬間に痛みが走った。


『ぁあん…』
「気持ちいいよ…みぃのなか…」


すぐに正常位で動き始める。
グチュグチュ…グチュンッグチュンッ…パンパンパンッ


『ゃッあぁッだめだめぇッ…』
「く…ぁあ…気持ちいいよッ…」


突き上げながらクリも刺激される。
反則だ。
絶頂が近かったあたしは、すぐにイッてしまった。




「イッちゃったね♪じゃあ次はみぃが動いてくれる…?」


繋がったまま抱き抱えられ、ひょいとあたしを上に乗せた。
自らの体重で更に彼のモノを深くに迎えいれてしまい、快感から逃れようともがけばもがくほど予想外の場所に突き刺さってしまう。


『ん…くぅ…はぁ…』
「すごい色っぽいよ、みぃ…」


ゆっくりと動くと、彼の腰骨がクリにあたって更に快感は増した。
時折彼が下から突き上げてくる。
二度目の絶頂を迎えようとすると、突然彼が体の向きを変えてバックで突き上げてきた。


グチュンッ!グチュ…グチュンッ!
パンパンパンッ!!
水音が部屋中に響く。
もう何も考えられない。



『ゃああッぁんッ!だめッだめぇえッ!!!イクッイッちゃうぅんッ!!!』

「ぁッ…俺もイク…ッ」


ゴムごしにでも彼の熱が伝わってくる。
そのままあたしは意識を手放した。





目が覚めてから、彼に駅まで送ってもらい帰路に着く。

そうしてユウキを着信拒否に設定した。

『ばいばい』


初対面で寝た男は一回だけしか会わない。
墜ちたあたしの、唯一のルール。
寂しさを埋めるだけの関係なら、一夜だけで充分だ。
セックスから入る恋愛はあまり好きではない。


涙は出る。
でもあたしはこれ意外に寂しさを埋める方法は知らない。

罵られてもしょうがない。
けどこれがあたしの選んだ道なのだ。

リスカをするか、知らない誰かとセックスをするか。
どちらにしろ、明るい未来は無いのだから。

どうせなら墜ちるところまで墜ちてやる。


【終】


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