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エクスタシーの匂い
【SF 官能小説】

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高校生からやり直し?-2

「まあいいじゃん、麻理子さま、めっちゃ可愛いよね、明日プール行かない?」
「それって、二人で。」
「そうだよ、デートに誘ってるんだよ。」
「いつもそうやって、すぐに誘うの?」
「違うよ、麻理子さまだからだよ俺の好みだし 運命を感じるんだハハハ。」
「面白そうだからいいよ。」
「そうビックリするほど、面白いよ、楽しみにしてて。あー誘いたい友達いたら連れて来ていいよ、でも、ヤッパリふたりがいい!」
「もーどっちよ。」
「だから2人がいい。ねそうしよ。」
「もーうわさ以上だね。いいよ。」
「ラッキー、ハハハ。」
「孝太郎くん、麻理子をナンパは難しいよ、プライド高いから。な 麻理子!」
「お父さん、止めてよ、そんなんじゃないし。もういいの、話は。」
「ああ、帰ろうか、おじゃましました。」
時間と場所だけ伝えた、麻理子はうなずいて、手をふった。
「孝太郎、あんた、麻理子ちゃん誘ったの。」
「うん、可愛いかったから、明日プール行ってくる。友達も連れて来るみたい。」
「あんた、熱あるんじゃないの、おかしいよ。」
「普通だよ普通。」
次の日待ち合わせ場所のプールの入場券売り場の前にいると、長いサラサラの髪の美少女が手を振りながら駆け寄ってきた、麻理子だ。
デニムのミニスカートにピッチピチのカットソーだ、サンダルもかわいい、お嬢さまらしく高級感がある。
長い睫毛に鼻筋が通ってプルんとした唇が清楚なのにセクシーだ。
「今日は俺がおごるよ、バイト代が入ったんだ。」
本当はお爺ちゃんにもらったお金だ。
「ほんとに、ありがとう。」
入場券を渡されて、麻理子はすなおに喜んだ。
脱衣場まで手を繋ぐ。
それぞれ着替えに行った。
「おー!!かわいい〜〜、白ビキニじゃん。しかもめっちゃスタイルいいし。」
昔の孝太郎なら絶対に言えないせりふだ。
「あんま、ジロジロ見ないで、はずいよ。」
少し毛がはみ出てるように見えるが、気にしないようにしよう。
「でも髪の毛、そのままじゃもつれて、グシャグシャになるよ。」
「いちおう、ゴムは持ってきたけど。」
「へへ、まかせなさい、あそこのパラソルのところ、行こうか。」
麻理子を座らせると、編み込みを始めた、麻理子は手鏡で見ている。
普通の早さではない、手際が良すぎる、網目をゆるませて、引っ張りだすとレースのように繊細なループが見える。半頭が終わって、反対側も始めると、周りに人が集まり始めた。
おばさんが、「あんた何処の美容室?」
「えー高校生ですよ。」
「へえー。すごいね。」
それはそうだ、このテクニックが出てくるのは25年後だ。
麻理子の眼差しが羨望に変わった。
「さあ、出来たよ。ますます可愛くなったね。」
麻理子の顔に似合って、エキゾチックな雰囲気をだしている。
「ありがとう、すごいわ、こんなの見たことない。」
流れるプールで麻理子がのった浮き輪を孝太郎が押している。
「気持ちいいー、孝太郎ってこんなの、何処で覚えたの。」
「覚えたんじゃないんだ、考えたんだよ。美容師、めざしてるからね。」
「え、陸上は、もうしないの。」
「俺の体格では限界が見えてるからね、大学で4年は長すぎる。」
「孝太郎、すごいね考え方が。」
浮き輪から、降りて、孝太郎の両手を引っ張って、水中でキスをした。
「プハー、びっくりするじゃん、うれしいけど。」
「麻理子の事、好きか?」
「もちろん、大好きや、離したくない。」
孝太郎が浮き輪を追いかけて持った時に麻理子が追い付いて、孝太郎に抱きついた。
麻理子の胸が孝太郎の背中にムニユっと押し付けられた。
水の中で抱き合った。孝太郎は勃起して、麻理子は濡れていた。
「私も、離れたくない。」
孝太郎の背中にしがみついたまま、孝太郎のほっぺにキスを繰り返して 流れるプールをまわってた。
二人はプールを出た。プールの隣りは孝太郎達が練習をしている陸上競技場だ、今日は誰もいない。「ここで練習するのも、もう少しの間だ、ちょっとさびしいね。」
スタンドの隅に座った。
「孝太郎って会った時から初対面の、感じがしなかったよ、なぜかな、安心出来るし思ったまま話せるよ。」
孝太郎は28年前から知っているからだが。
麻理子からキスを求めてきた。
可愛い過ぎて声もかけられなかった美少女とキスをしている、信じられないくらい柔らかい唇だ。
二人は抱き合ってキスを続ける。吉見は上下の歯茎から麻理子の口の中を舐め回す。
「麻理子は経験あるの?」
「いちおうあるよ。」
「いちおうってなんだよ。」
「わかんないよ。」
「自分の事なのに分からないの。」
「兄貴の友達とそんな感じになったこと有るけど。上手くいかなかったよ。」
「それは、まだっていうんだよ。」
「そうだよね。」
「俺にくれないか。」
「嫌だ。」
「そうか、いきなりムードが無さすぎたね。」
「ここでは、嫌だ。」
「当たり前じゃん、じゃぁ、ラブホ行く?」
「いいよ、行ったことないし。」
「えー、ほんとに?でもお金、足りるかなぁ。」
「私も、いくらか有るから、大丈夫だよ。」
「女の子に出してもらうなんて。」
「いいよ、私も行きたいから。」
嘘のような展開だ。
二人はバスに乗ってホテル街の停留所で降りた、看板の料金は意外に安かった、昼間はサービスタイムで時間制限なしだ。
空のサインが見えたのですぐに入った。
部屋に入ると、二人っきりだ。孝太郎は麻理子を抱き寄せて、舌をからませた。麻理子もそれに答える。
カットソーを脱がせる。白いブラがよく似合う。デニムのミニスカートもストンと落とした。


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