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《夏休みは始まった》
【鬼畜 官能小説】

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〈屠られる幼畜〉-6





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(麻衣さんッ!?ま…真夏さんッ!奈々未さぁんッ!!)


いくら心の中で叫んでも、それは口から吐いて放たれるものにはならない……。

襖が閉まり障子戸が閉まり、そして雨戸のような重そうな木の戸がゴトゴトと音を発てて閉まった……景色は梁と桁の張り巡らされた天井に変わり、なんとも澱んだ空気が里奈の肺の中に吸い込まれた……。


(こ、此所って!?だ…誰か来てえッ!!)


八畳ほどの和室の壁に、和卓が立て掛けられている。その側には束ねられた縄が並べられ、少し離れた所には見た事がないベルト付きの真っ黒い棒が落ちていた。
その他には青く透き通る小芥子(こけし)のような物や、山伏が首に掛ける数珠のような物がゴロゴロと転がっている。
その数々の異物は里奈には初見の物体で、それらは本能的に《危険な物》であると察知出来た……。



『見てごらん?オジサン達ねえ、里奈ちゃんに着てもらいたくて“こんなの”持ってきちゃったんだ』

『グヒッ!グヒヒヒ!可愛いスクール水着じゃろう?きっとサイズもピッタリじゃろうて……』

「ッ…!!??」


一番年をとっているオヤジが懐から取り出したのは、何の変鉄もない紺色のスクール水着だった。
その“趣味”もさることながら、そんな水着をわざわざ持ち込み、そして着させようとする神経はやはり異常者の其れであり、その戦慄は浴衣や下着を剥ぎ取ろうと伸びてくる手によって頂点を迎えた……。



(や…め…ッ!?…やめてえぇえッ!!)


小さくか弱い里奈をどうにかするのは、まさに赤子の手を捻るようなもの。
浴衣は簡単に脱がされ、白地に黄色い花が散りばめられた下着も、あっという間に床に放られた。


『ほうほう。ペッタンコなオッパイにプックリオマンコですか。これならスク水を着させても“間違いない”ですねえ』

(な、なに勝手に着させてッ!?い…いやあぁぁあッ!!)

『ほぅれ、オジサンが着させてあげますぞ?グフフフ…思った通りに良く似合うわい……』


旅館の和室には馴染まぬスクール水着を着させられた里奈は、まだ口を塞がれたままで腕の中に収められている。

いくら藻掻いてもオヤジの腕からは脱け出せず、無理矢理に中学生に戻らされた里奈の泣き顔に、あの年輩のオヤジは拾い上げたパンティを手にして近づいた……。




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