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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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-6

タクミは、
まだ突っ立っていた。

しばらくすると、
トイレからジャーっと水を流す
音が聞こえた。

寝ぼけ眼のちづるは、
ほんの少し
バツの悪そうな顔をしている。

タクミは自分の部屋から
脱衣所にいるちづるを見ている。

タクミの部屋に
戻ろうとするちづるは、
やっと、タクミに気がついた。

静かにタクミに向かい、呟く。



「、 、 おはよ 。 」



「 、、うん。 」



「  ?  
   どうしたの? 」


「 ぇ?  ぁーー、、、、」



タクミはよそよそしく、
ベランダにつながる窓を眺めて言う。

「なんかぁ〜〜 
 珍しい鳥がいてさぁ。 
 これで、撮ろっかなー?
       みたいな?  」




タクミがそう話していたが、
ちづるはゴソゴソと動いていた。

タクミのベッドの下は
引き出しになっていて、
そこにちづるは
自分の下着などを
収納させてもらっていた。

その引き出しを開けて
下着を取り出しながら言う。



「そっ かー。 
  鳥、 、、かぁ。 

  珍しかったの? 」


「 ぇ?  、、うん。 」


「そっか、、、。 」



ちづるは取り出した下着を持つと
立ち上がり、くるりと背を向けて
部屋から出ようとした。

タクミに、
声をかけられたくない雰囲気が
すぐさまタクミに伝わる。

タクミはもちろん声をかける。


「 パンツ? 変えんの?」


「、! んーー、、、うん 」



「、 、 、 、、、。」



「、 、 、、、 、。
      寝汗かいたから 」



「  ぇ ?  」




ちづるは背を向けたまま、
そそくさと部屋から脱衣所に
向かうと、今度はきちんと
脱衣所のドアを閉めた。


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