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【母子相姦 官能小説】

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前篇-2

小学校の高学年になった頃だったと思う。
友達が家に泊まりにきた時があった。
一緒に家族で夕食をして風呂に入ってから僕らは友達が持ってきたゲームをしてしばらく遊んだ。
当時としては夜更かしの部類に入る時計の針が10時を回った頃にそろそろ私の部屋で寝ようと言って私と友達は私の部屋に、両親も自分たちの寝室に戻った頃だった。
マセていた友達がニヤニヤしながら「おじさんとおばさん今頃ヤッてるのかな?」と聞いてきた。
「いや、ないだろ」となるべく平静を装って応えたが心の中は大変な衝撃が走っていた。
優しいが普通のおばさんである母親とセックスがうまく結びつかなかったのだ。
その頃には私も既に男女のそれの存在を知っていたが、ずっと聞こえてきたあの母の苦しそうな声正体がその友達に言われた時に瞬間に閃くように初めてわかった。

それからしばらく経った頃だ。
布団の中で夜更かししていたある夜に再び母のうめき声が聞こえてきた。
友達の言葉を思い出しながらもあの優しい母のことを思うとどうしても信じることができず、どうしても自分で確認したい思いに駆られた。
音を立てないように静かに部屋を出ると両親の寝室のふすまにそっと耳を寄せた。
自分の部屋から二枚のふすまと廊下を隔てていたのと違い、一枚のふすま越しに聞こえてくるクリアな音を聞いた私は衝撃的な驚きを受けた。
布団の中で遠くから聞こえてきた母の声と違いそれははっきりとあえぎ声で悦楽の含んだ声だった。
ギシッギシッと父が母を愛している律動に合わせて廊下の古い柱や天井までがきしんでいた。
時折父が激しく打ち込むと母がそれに呼応するようにアッアッと声をあげ悦んでいるのが僅かに聞こえてきた。
パンパンと父の腰と母の腰がぶつかりあうような高い肉の音さえわずかに聞こえてきた。
はっきりと目にしなくても襖を透視するように自分の両親がしていることがわかってしまうのが不思議で、悲しかった。
自分の部屋に戻ってから私は優しい母を失ってしまったような喪失感を覚えて悲しくなった。
その夜の母の泣き出しそうなあえぎ声は今も耳にこびりついている。
苦しそうなのに嫌ではない、あの声‥。
まるで母の声ではない誰か知らない女の人の声のように聞こえた。
その翌朝も学校から帰ってきても母の顔をまともに見られなかった。
しかし、それから時々両親の夫婦生活を盗み聞きするようになった。
というより両親が夫婦生活を始めたことに気づいたら必ず聞き耳をたてるのが習慣になったといった方がいい。
6年生になって友達から自慰を教わったが対象は父親とセックスをしている母親を想像してするのが普通だった。
母親と愛し合う夢も時折見るようになった。
といっても私もまだ幼かったので大した夢でもなく、場所はいつも両親の部屋で母が私の好きにさせてくれるささやかな淫夢だった。
思春期の少年なら大抵そうであるように自慰はその後しばしばするようになったが対象はいつも母を想起しながらするようになっていった。

中学校に入っても同級生や教師たちなど周りの女性には関心がいかなかった。
当時アダルト雑誌の回し読みをやるといって友達の家に集まったこともあったが、私はそうした雑誌を見ても特別な興奮は感じなかった。
ただ雑誌に載っている女優を頭の中で母に変換するようになっていった。
母親に変換しやすい似た面影のある女優ほど興奮を覚えたし、逆なら冷めてしまった。
よくある話だが母親の使用済み下着には私の場合縁がなかった。
我が家は大きな洗濯機にいつも水を張っていてそこに放り込むのが習慣だったからだ。
それでもタンスから綺麗な折りたたんだ母の下着でも取り出して母の陰部があたる部分の匂いを嗅いだり、舐めたりしながら自慰に耽るようになった。



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